どうも、ねんごたれです。

空き家の調査に行ってきました。

場所が特定されるとダメなので、写真はありません。

山の奥地に位置する、とある一軒家ですが、なかなか、すごい建物でした。

手入れがされておらず、家の周囲は草まみれ。

それぐらいならまだ普通なのですが、家の中がすごかった。

 

湿気は怖ろしい。

道路があり、その下に家があるので、玄関が2階にあるというなかなかおもしろい建物でした。

長年使われていなかったので、玄関から入るとなかなか汚い部屋でした。畳の上には埃が固まったのか、虫が干からびたのか、葉っぱなのか、木の枝なのかよくわからない物体がたくさん落ちてる。古い家にはよくある感じです。若干雨漏りの跡などもありましたが、箒ではけば問題ない感じでした。

しかし、1階に降りてみると空気が違う。

なんと、壁一面がカビだらけになっていた。

しかも、壁だけじゃなくて、床も天井も、机ですらカビに覆われている。

ああ、こんなところに腐海の森があったのか。

というぐらいカビだらけ。空気がやばいので、窓をあける。

マスクを持ってなかったのが悔やまれるが、持ってないものはしかたがない。そのまま続行。

どうして、こんなにカビが生えているのかと、同行している建築士の人に聞いてみると、湿気が原因らしい。

コンクリートの基礎の上にそのまま床が張られていたり、ブロック塀の壁にそのまま壁が張られていたりで、直に湿気がたまる。湿気の逃げ場がないので、常に湿気ていてカビが生えやすい環境が整っているみたい。

隣は川だし、立地は山奥だしで常に湿気てる。そりゃあ、生えるね。

換気扇が設置されていないのも大きい。台所にも換気扇がないし、トイレにも換気扇がない。

うん、そりゃあもうしゃあないな。

 

なかなか面白いものがあった。

机もカビだらけだったのですが、その上にしょうゆのペットボトルが「どんっ!」とおいてあり賞味期限を見てみると、96の数字が!約20年前かよ!

そのころから、使われてなかったのだろう。

そして、この机がなんと焼肉屋さんに置いてあるような、真ん中で焼き肉ができる机だった。

ほかにも、お風呂が温泉仕様になっていて、でっかい岩がごろごろしてる中に、木の浴槽があった。温泉もでるようだ。山の麓の温泉の源泉がこのあたりにあり、それを引っ張ってるらしい。

家にいながら温泉に入れる。

なんか贅沢。

 

整備すれば別荘にちょうどいい。

お風呂からは、家のすぐ隣の川がみえる。

温泉に入りながら、きれいな景色。なかなかいいんじゃなかろうか。

また、この川がめちゃくちゃきれい。

さすが山奥なだけあって、透明感がちがう。

底まで見通せるのはすごい。

この川でアメゴの養殖をする計画があったようで、アメゴが釣れるみたい。計画は役場に却下されたみたいで、持ち主の人は残念がっていた。

アメゴをつって景色見ながらバーベキューとかよさそうだ。

さらに、この物件、畑もついてくる。

今は草が生えすぎて森みたいになってるらしいが、開拓すれば使えるだろう。

 

【あとがき】空き家調査にかかわって。

空き家調査って何をするのか、ざっくり説明すると、家のいろんなところの長さを測ったり、修理が必要な部分を探したりする。

それらをまとめて提出すれば、空き家バンクに登録されるか審査される?みたい。

詳しくはよくわからない。

今回は中身も見たが、外観調査だけというのもある。それは、今回みたいに持ち主がいるのではなくて、空き家の持ち主が不明で、家に入る許可がでないやつの場合だ。

やっぱり、中に入るのがおもしろくていい。

 

こうやって調査にかかわってみると、空き家って本当に多い。ある町では町の半分が空き家ということもあった。これから、家を建てるという人は、はじめから建てるのではなくて、空き家を修繕したほうが安上がりで広い家に住めるのではないだろうか。