どうも、ねんごたれです。

異世界といえばチート。モンスターの蔓延る異世界で、チート無しで行くのはかなりの無理ゲーだ。野良犬にすら戦闘能力で負けるのに、なんの能力もないと即終了の未来しか見えない。

なのに、この小説。異色も異色。

生身ですらない。

 

もし、起きた時に『自販機』になってたら、正気でいられるだろうか。
いや、いられない。

『変身』を書いたカフカでさえも想像できないだろう。

毒虫だって、自分で動けるんだぜ?『自動販売機』なんて動く機能ないよ。その時点であきらめるよ。

能力だってこれだよ。【小説3話目引用】

《自動販売機
 耐久力 95/100
 頑丈  10
 筋力   0
 素早さ  0
 器用さ  0
 魔力   0
 〈機能〉保冷 保温 》

保冷、保温て。なにこれ。モンスター倒せんし。

こっからどうやって物語が進んで行くんだろうか。想像もできない。

 

『自動販売機』はまだいい方だった。

ネタバレになりますが、登場人物にもう一人転生者が出てくる。『自動販売機』でもたいがいだったのに、なんと『』に転生したもよう。そう、野菜とか育てるあの畑だ。

なんて、無理ゲーなんだ。

いや、もう転生とかいうレベルじゃない。

『畑』とか絶望まっしぐらだろう。むしろ「何ができるの?」って感じやん。

 

出会いに恵まれたいいお話。

登場人物がもう、いい人すぎて、読んでいてほっこり。あーこんな世界なら自販機でも畑でもいいかもしれないと思ってしまう。

もちろん、盗賊など悪い奴らも出てくるが、そんな人らも気にならないほどいい奴らだ。

あー、読み終わるとすごくいい気分だ。

だが、一つ言わせてほしい。

『自動販売機ってあんなに種類あったの!?』