漫画サイトの『くらげバンチ』で連載されている漫画を見るのが、金曜日の夜の楽しみなのだが、今回の『働かないふたり』に出てくる話がめちゃくちゃいい話だったので、載せておく。
『働かないふたり』って何?
著者 吉田 覚さんの作品で、ニートの兄妹が織りなす日常系漫画だ。
全く働く気がないニートの兄妹の掛け合いや、友人たちの何気ない会話が面白く、ついつい読んでしまう。親子の会話も面白いので、こんな家だったら楽しそうだなと思ったことも一度や二度ではない。
そんな『働かないふたり』の中で親子愛の溢れる回が登場した。
第293回#1161「いいところ」
詳しくは直接読んでもらったほうがわかりやすい。下のリンクから直接漫画ページへ飛ぶことができるので活用してほしい。
ネタバレを言うと、母親の友達同士が喫茶店で会話するシーンだ。
ともにニートの息子を持つ母たちで、その母友の方の息子がバイトをしはじめたという話から始まる。母友の息子を褒めつつ「うちの子達は・・・」と主人公たちの文句をいいはじめて悪い流れになるのかと思いきや、母友の「そうは言ってもいいところもあるんでしょ?」というセリフからの母親の返しがこれだ。
「あるわよ、くさるほど」
普段「働きなさい!」と怒っている主人公の母親だが、主人公たちへの愛が感じられるセリフだ。文章だけでは伝えきれないので、是非漫画の方を見てほしい。母親の表情がまたいい。
ちょいちょい神回がある。
普段の何気ない日常シーンもいいのだが、こういうちょっと親子愛が感じられる話もまたいい。
あとがき
それにしても、ほのぼの日常系の漫画はやっぱり好きだな。
『のんのんびより』も好きだし、『日常』も好きだ。
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