このページは、2017年から2026年に至るまでの、当ブログ「ねんごたれログ」運営の事実と数値を記録したものです。
1. 成功と失敗の記録を残す理由
多くの運営記は成功の段階で終わりますが、本アーカイブは年収が110万円から1/3まで減少した事実と、その後の対処を記したものです。
2000記事以上に膨れ上がったコンテンツの整理や、サブドメインへの移管。運営体制を立て直す際の実績と判断の過程を、ここに記録としてまとめました。
無計画な拡大が招いたリスクを整理し、今後の運用における実務的な判断基準とするために作成した記録です。
2. 第1期:黎明と模索(2017年-2018年前半)
2017年、Livedoorブログにて1日3PVという状態から運営を開始しました。
100記事の量産と段落の習得(2017.07.17)
開始49日で100記事を執筆。流入はほとんどありませんでしたが、記事を書く習慣作りを優先しました。
また、検索評価に影響する「改行(br)ではなく段落(p)を使う」といった基本を、独学で習得したのもこの時期です。
1年目の実績:月間2500PV(2018.06.01)
175記事を公開し、月間2500PV(1日平均83PV)に到達。収益は通算で1000円に届かず、アフィリエイト報酬を得ることの難しさを実感しました。
3. 第2期:拡大と管理負担の増加(2019年-2023年)
WordPressへの移行によりPVは増加しましたが、同時に記事数の大幅な増加が始まりました。
2019年:WordPressへの移行と流入増加
9月にLivedoorブログから独自ドメインのWordPressへ移行。1日平均400PVだった流入が、1000PV(月間3万PV)前後まで増加しました。収益がサーバー維持費を上回り始めたのもこの時期です。
2020年:成功体験と課題の蓄積
9月、「FF7REMAKE」の攻略記事により月間13万PV超を計測。流入が増える一方で、「見出し構造を飛ばす」といった形式上の不備が発覚し、全記事の修正が必要になりました。その後もゲーム攻略記事の執筆を続けましたが、これが後の管理負担が大きくなる要因となりました。
2022年-2023年:専門サイトの開設と収益の推移
2022年1月に個人事業主として開業。同年5月には、サブドメインにてポータブル電源の専門サイトを開設しました。
2023年には年間収益が約113万円(月平均 約9.5万円)に到達。この成果には専門サイトの成長が大きく寄与しています。その一方で、メインサイトの記事数は1500件を超え、個人の管理能力を超える状態となっていました。
4. 第3期:管理不全による収益の下落(2024年-2025年)
管理しきれない記事数となった結果、2024年から収益は減少に転じました。
収入の減少と対応の限界
| 年 | 合計収入(Amazon/ASP/アドセンス等合算) |
|---|---|
| 2024 | 635,026円 |
| 2025 | 385,216円 |
最高益から2年で、年間収益は約38万円まで減少しました。2025年の実績には、対策として出版したKindle本の収益も含まれています。AIによるリライトなどの改善も試みましたが、記事数の多さが管理上の負担となり、評価の回復には至りませんでした。
サーチコンソールのデータ混濁
メインドメイン内でのデータ把握が困難になったことも課題でした。サブドメインの専門サイトは独立して計測できていましたが、メイン側では膨大なゲーム攻略記事がノイズとなり、他の記事の動向が埋もれてしまいました。どの記事がどれほどの流入を生んでいるのか正確に把握できず、管理が行き届かない状態でした。
5. 第4期:運営体制の整理と再構築(2026年-)
2026年3月、データの把握や管理を困難にさせていた要因を切り離す判断を下しました。
サブドメインへの移管とコンテンツの整理(2026.03.21)
メインサイトの評価を濁らせていたゲーム攻略記事(計565記事)を、サブドメインへ移管しました。
この移管と併せて、メインサイトの記事も厳選しました。かつて1600記事あった記事数は現在607記事まで減少していますが、これは記事の消去ではなく、自分が継続的に更新可能な規模に「整理」した結果です。
現在進行形の再編
PVや記事数などの数値は減少しましたが、これは管理不全の状態を解消し、正確なデータに基づいて運用を行うための必要なプロセスであると考えています。現在は、全記事の内容を把握し、精度を高めていける運用環境の再構築を進めています。
6. 結び:8年の歩みから得た教訓
8年間で(恐らく3000記事以上を)執筆し、常時1500記事程度を維持するように管理・整理を行ってきましたが、どうやら自分にはそれでも多かったみたいです。
こうした経験から得られた教訓は、以下の通りです。
- 自分が管理しきれない「量」は、資産ではなくリスクとなる。
- 見出し構造などの基本を疎かにし、トレンドの量のみに依存した運営は、継続が困難である。
- 記事数を増やすこと自体を目的にせず、自分が納得できる精度で内容を更新し続けること。
情報の「量」を追うのではなく「精度」を追求する。それが、運営者にとっての確かな記録と資産になると考えています。
※これらの失敗から得た教訓を、現在の運用にどう落とし込んでいるのか。詳細はこちらのガイドにまとめています。

