
我が家のシャワーは「井戸水+エコキュート」なので、とにかく元の水圧が弱いです。そのため、これまではサモドラのような水圧特化のシャワーヘッドを使ってなんとか洗い流していました。
ところがある日、そのサモドラが接続部分からへし折れてしまいました。
しかも、折れたヘッドの金具がホース側にガッチリ噛み込んでしまい、ペンチでも取れません。仕方なくホースごと全交換することになったのですが、これを機に「もうエコキュートの低水圧でもちゃんと使えるやつを探そう」と思い立ちました。
かつてボリーナワイドを買って「水圧の弱さ」に失敗した私が、なぜまた同じ田中金属製作所のアヴァンティファイン(TK-A001)を買ったのか。実際に使ってみたのでレビューします。
サモドラの最期。接続部分の破断とホース交換の代償
約6年間、我が家の井戸水環境で頑張ってくれたサモドラですが、ある日突然、根元からへし折れました。
問題は折れた箇所です。
- シャワーヘッド側のネジ溝が、そのままシャワーホースの金具の中に閉じ込められた。
- ペンチで掻き出そうにも、溝がしっかり噛み合っており除去不能。
- ホースの根本から外して、ホースごと全交換する羽目に。
かなり面倒なことになりました。
シャワーヘッドだけでなく、シャワーホースも買い替える出費です。
サモドラは水圧こそ強かったですが、ヘッド内部に水が溜まる構造で少々重かったので、その重さが約6年分の負担になっていたのかもしれませんね。

急遽必要になったのでホームセンターにいきホース付きを買ってきました。
低水圧用でしたが、水圧が弱くちょっと使えなかったです。
根本的な水圧改善(ストレーナー清掃)は20年の固着で不可能だった
サモドラが折れたのを機に、「そもそもシャワーヘッドに頼らず、元の水圧自体を上げられないか」と考えました。
水圧が弱い場合、浴室水栓のストレーナーが目詰まりしている可能性があったので調べて試してみました。

MYMの「MS6811」というもので、ストレーナーはこの裏側にあります。

止水栓は動いたものの、ストレーナー部分は20年以上触れていなかったため完全に固着しており、掃除するどころか開けることすらできませんでした。
「元栓からの水圧改善は物理的に不可能」
この事実が突きつけられたことで、シャワーヘッド自体の「増圧性能」にすべてを託すしかなくなったわけです。
おまけに、わざわざこのために買った止水栓用のドライバーも無駄になりました。
なぜ「田中金属製作所」の Avanti Fine (TK-A001) を選んだのか
ホースを新調しつつ、次なる一本に選んだのは、田中金属製作所の「Avanti Fine(アヴァンティファイン)TK-A001」です。
かつて私は、同じ田中金属製作所の「ボリーナワイド」を試したことがあります。

しかし、エコキュート環境の我が家では水圧が足りず、美容効果(ウルトラファインバブル)が発揮されないまま、結局サモドラに戻ってしまった過去があります。
世間一般では「ファインバブル系のシャワーヘッドは水圧が弱い」と言われています。私もそう信じきっていました。
それなのになぜ、再び田中金属製作所を選んだのか。
理由は、過去のボリーナのレビュー記事を書き直していた際、公式サイトで「水圧が強いタイプもある」という情報を目にしていたからです。
田中金属製作所(TKS)が、その技術力を「勢い」と「節水」の両立に振り切って作ったのが、この「アヴァンティ」シリーズでした。これなら、井戸水+エコキュートの我が家でもいけるかもしれない。そんな一縷の望みを託したわけです。
Avanti Fine (TK-A001) の事実確認とスペック
製品の基本データは以下の通りです。
- メーカー:株式会社TKS(田中金属製作所)
- 型番:TK-A001
- 重量:約145g(サモドラよりは軽い)
- 特徴:ウルトラファインバブル(ナノバブル)生成機能 + 勢いのある水流設計
- 節水率:最大約53%
サモドラのような増圧型とは設計思想が異なりますが、日本づくりのファインバブル技術に期待しての導入です。
使用レビュー:サモドラの水圧と「軽さ」の融合
実際にシャワーホースごと新品に交換し、Avanti Fine (TK-A001) を接続して感じた事実は以下の3点です。
エコキュート環境でもサモドラと同程度の水圧を確保できた


「節水タイプ」でありながら、浴び心地に物足りなさは感じませんでした。
サモドラのフィルターを外した時のような「痛いほどの勢い」とは質が異なりますが、洗い流す力としての勢いは同程度に感じました。井戸水とエコキュートの環境で、ファインバブルがここまで使えるとは思っていませんでした。
ちなみに、急遽ホームセンターで買った低水圧用のシャワーヘッドと比較したところ、威力が全然違いました。上の写真を見れば、まっすぐ飛んでいる距離の違いが一目でわかると思います。
軽さによる操作性の向上
サモドラの気になる点は、ヘッド内部に水が溜まる構造ゆえの「重さ」でした。これが約6年間も接続部に負荷をかけ続け、へし折れる原因になったと推測しています。
一方の TK-A001 は約145g。サモドラより軽い分、手に持って頭を洗う際の負担が減り、扱いやすくなりました。
フィルター交換がいらない
世間では「塩素除去フィルター付き」が持て囃されますが、私の持論は逆です。
サモドラ時代、水圧低下の最大の原因は「中のフィルターの詰まり」でした。結局フィルターを外して使っていたほどです。
TK-A001 は構造がシンプルなため、定期的なフィルター課金も、目詰まりによる水圧低下のストレスもありません。
Avanti Fine (TK-A001) が向く人・向かない人
最後に、このシャワーヘッドを検討する際の判断基準を明確にしておきます。
向かない人
- とにかく肌への優しさ(柔らかさ)だけを求める人。
- シャワーヘッドは数千円の激安中華製で十分だと思っている人。
向く人
- 節水や美容効果(ファインバブル)は欲しいが、水圧(勢い)だけは絶対に妥協できない人。
- エコキュートや高層階など、元々の水圧が弱くてファインバブルを諦めていた人。
- ヘッドの重さや、定期的なフィルター交換の面倒くささから解放されたい人。
結論
「シャワーヘッドは水圧が強くなければ意味がない。でも、美容効果も捨てがたい」
そんな悩みを、井戸水+エコキュートの環境下で解決してくれたのが Avanti Fine (TK-A001) でした。
サモドラがへし折れ、ネジが残留してホースごと交換するというアクシデントはありましたが、結果として「十分な水圧」と「日常の使いやすさ(軽さ)」を手に入れることができました。
エコキュートや井戸水で同じ悩みを抱えている方の、参考になれば幸いです。
おまけですが、ファインバブルの美容効果については実際のところよくわかりません。ただ、お風呂を出た後に体がポカポカしている時間が、以前より明らかに長くなったのは体感としてわかります。

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