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【歩き遍路6日目】下り坂に泣く。(20番鶴林寺~22番平等寺)

2014.4.13

6日目!

朝起きたら筋肉痛が悪化。階段が降りられない。手すりにつかまりやっとのことで、食堂へ行く。普段は手すりなんて全く使わないけど、今日ほど感謝したことはない。こんな筋肉痛の人がいるから、宿の手すり金属でできてるのかな。金属製だけあって、全体重をかけてもびくともしない。こういうところの気配りがいいね。意図はしてないと思うが。

さて、準備ができ次第出発!

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いざ行かん鶴林寺。

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上がってすぐの景色。まだまだ登る。

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意外と、登りはあんまりつらくない。この調子で行きたい。

20番札所鶴林寺に到着。

線香が足りなくなってきた。納経の人に聞くと、「半分に折ったら?」と言われ、「あっ、それでいいんだ。」と思った。意外と何でもありな模様。

そして、天気が微妙になってきた。小雨がパラパラ。ここからいったん下ってまた山登り。滑らないようにしないと、足がやばそうだ。

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下りは階段がおおい。一歩一歩に激痛が走る。大げさかもしれないが、痛いもんは痛い。一歩踏み出すごとに、「ひっ。」ってなる。でもまあ、まだいけると思われる。

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いい感じの休憩所発見!止まったら動かなくなると思いスルー。

なんとか、21番札所太龍寺に到着。

寺についたのに階段がおおい。くっ。なんてこったい。階段に金属製の手すりがついてる。感謝。

なんとか納経をすませて、お昼ご飯。初日にマルナカで買ったバナナが残っているのでそれを食べる予定だが、色がちょっと茶色くなってる。いけるんかこれ?

12番焼山寺で出会ったおじいさん方がいたので、一緒にお昼を食べる。「バナナ、これ食べてもいけそうですかね。」先人の知恵を借りると「むしろ、食べごろやで。」だそうだ。うむ、いただきます。

そのまま、三人で一緒に平等寺へ向かう。下り坂はものすごくスピードが遅くなるが、おじいさん方が待ってくれる。なんて心優しいひとなんだ。二日目から一緒に歩いていると、仲間意識がやばい。同士、あるいは戦友って感じ。出会った人がいい人たちばかりで出発したのがあの日でよかった。仏滅じゃなくて大安にしたのがよかったのかもしれない。

山道は一人で歩くより何人かで歩いたほうが安心。雨で滑っても助けてくれる。むしろ若者が助けるべきところですが…。気にしない。

無事に22番札平等寺に到着。

ここでも階段が。手すりにつかまりなんとかお参りする。足というより膝がやばい。曲げたらアウトな感じ。腕力で階段を登ったのは初めてだ。納経しに行くと、その様子を見ていたのか、「大丈夫ですか。」と声をかけてくれる。ちょっと恥ずかしかった。

納経所の横でお茶のお接待があったので、ちょっと一休み。雨で冷えたからだがちょっと温まる。

実家に帰ります。

おじいさん二人から、この後の宿はどうするのと聞かれ、「今日はこのまま迎えを呼んで、いったん実家に帰ります。」と答え、迎えを呼ぶことに。おじいさん二人はこの近くの【山茶花(さざんか)】に泊まるみたい。実家が順路の途中にあってほんまによかった。てか、なかったら遍路いってないかもしれない。

まだ時間があるので、阿波福井駅までなんとか歩く。久しぶりの車。時速60kmの景色。60km歩こうと思ったら2日かかるのに、車だと一時間。文明の進歩はすごいものです。

せっかく家に帰ってきたのでいらないものを整理していく。とりあえず、着る毛布out、寝袋inです。髭剃りの泡の缶とかもいらない。ジェルもいらん。石鹸で代用できる。服も必要最低限。

だいたい、こんな感じか。明日歩いてみてまた調節しようかな。

それではまた。

【7日目】足が折れ…ない。(23番薬王寺)

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コメント

  1. たちばな より:

    え?なんでいきなり帰ったんですか?

    • ねんごたれ より:

      足が痛すぎて歩けないので湿布を塗ったり貼ったりするのと、荷物の整理など細々とした用事を済ますために帰りました。

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