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【歩き遍路5日目】靴を手に入れる(18番恩山寺~19番立江寺)

2014.4.12

5日目!

靴屋さんが9時に開店なので、その時間にお店につけるように朝ごはんを作ってもらった。他にも、鞄の持ち方をレクチャーしてもらったり、リュックの背負い方などを教わったりと、朝早くからお世話になりっぱなし。だいぶ、荷物を持つのが楽になり、「ちょっとしたことでも骨があるんだなあ。」としみじみ。

この宿に来て正解だった。

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宿を出発し靴屋さんへ。

【ウォーキング&山里歩き専門店 てくてく(2018年現在:店は無くなっている。)】
開店直後に店に突入。まだ店の前を箒で掃いていたが、開口一番「お遍路にあう靴ください!」。

さっそく、足のサイズ測定。僕はいつも28cmの靴を履いているのだが、図ってみると26.5cm だった。足が分厚く指の付け根が広いので、4Eとかいうサイズ?の靴を出してくれた。履いてみると、今までの靴はなんだったのかというぐらいぴったり。ちゃんと測ってみるのって大事だ。そこで不要になった、ボロボロのランシュー。テーピングまみれのこの靴は、名残惜しいがお店で処分してもらうことにした。お店の人も嫌そうな雰囲気を出さずに受け取ってくれて助かった。可哀想だが、荷物でしかないしね。

準備万端いざ、18番へ。

道中で、お接待でお菓子を頂いた。和三盆という砂糖のお菓子。なんか、めっちゃ高そう。お礼に納め札を渡して世間話。この人はどうやら、僕が歩いているのを見て自転車で追いかけてきてくれたみたい。感謝。感謝。この人もお遍路さんをした経験があり、それで徳島が気に入ってここに移住してきたんだとか。僕もどこか気に入る場所があるんだろうか。楽しみである。

今日は、人に出会う日だったのか、地図を見ていたら、「こっちにいったら次のところいけるで。」歩いていたら声をかけられ、「5本指の靴下もっとるか。お遍路するときは必需品やで。」など、親切な方々に出会う。お遍路をされた方がたくさんいるみたいで、そのときに親切にされた分、自分も親切にしようと思えてくるみたい。こういう、親切のバトンっていいなと思う。自分も誰かに渡せるのだろうか。

18番札所恩山寺に到着

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小さいころに、この辺でいちご狩りをしに来たような記憶がおぼろげに。別の場所やったかな。

納経を済ませて次の札所へ。

19番立江寺に到着。

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赤い橋が見えたらもうすぐそこ。なんか橋にまつわる話があったようななかったような。

ここで知り合ったお遍路さんは、高知市内まで行っていったん帰るそうだ。無理に一周一気に行く必要はない。自分のまわりたいときに、まわりたい分だけいけばいい。そんな自由なのが遍路。そこに惹かれるみたい。そして、仕事をしていると長い休みがなかなか取れないとも言っていた。就職したくないなーと思ったり。どうするべきか。

ちなみにこの人野宿みたいで荷物が20kg越えみたい。お遍路さんて、どこぞの仙人の、亀の甲羅を背負った修行をしてるんではないのか?とちょっと思ってしまった。歩き遍路を終えると、飛べるようになってないだろうか。

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さて、宿に向かって歩いていくのですが遠い。10kmぐらいなんですが、夕方になると疲れてくるのかものすごく遠く感じる。しかも、靴が新しくなって歩き方が変わったのか筋肉痛がやばい。時間も差し迫っている。ちょっと話過ぎたか。

今日の宿【金子や】に到着。

2つ目の遍路ころがしの前にここで一泊されるお遍路さんが多いらしく、この日もたくさんの遍路さんがいた。宿の部屋が2階にあり、足が限界近い僕にはつらかった。筋肉痛がやばく、足が曲げれず、手すりにしがみつきながら登る。明日は遍路ころがし。不安でしかない。

お風呂も時間がギリギリだった。もっと、余裕を持たなくては。

ではまた。

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