2014.5.13
いよいよ本日最終日。
ここまで、あっという間だった。気を抜かずに進まなくては。
朝ご飯はふたたまの卵ご飯。縁起がよさそうだ。荷物は宿に置かせてもらい、軽い荷物で大窪寺に行く。
【前山おへんろ交流サロン】に到着。
言われていた場所に寄って行く。
なにやら、遍路大使に任命されたらしい。
DVDとバッチを頂く。
宿が一緒だった人も続々と集まってくる。
これで、あとは大窪寺を残すのみ!
いざ、大窪寺へ。
天気がいいので女体山の険しい崖があるコースに行く。
まだまだ急じゃない。これぐらいなら余裕。
だいぶ上がってきたみたいだ。景色がきれい。
きた。ここか、別名そりたつ壁←勝手に命名。
写真じゃ伝わりづらいが、手を使わないと上がっていけない。これは荷物背負っていたら相当危ない気がする。ロープとか一切ないし。雨降ってたら命にかかわるな。そら無理やわ。滑ったら、下まで真っ逆さま。後ろなんて見ずに上る。
てか、この道であってるのか不安になった。とりあえず、上がってから考える。
いい景色。道が続いているのでこっちであっているんだろう。
ここから下へ降りて行くと、大窪寺だった。大窪寺の裏手の山から降りてきたみたい。
88番札所大窪寺に到着。
正門に移動し写真をとる。交流サロンのところから、だいたい2時間ぐらい。荷物がないので早かった。
着いたときはあんまり人がいなかったが、お参りをしていると人がいっぱいきた。ツアーの人かな。タイミングよくお参りできてよかった。
無事、納経もして結願賞も買えたので、大窪寺の前のお店でうどんを食べて休憩しようと思ったら、取材なのか、でっかいカメラを担いでいる人に声をかけられた。いったいどこにそんなパワーがあるのか。しかも一人だ。
。お遍路さんに、「どうして回られているのか。」とかの質問事項は禁句なんだが聞かれた。僕にはそんな大層な理由もないので、うまく答えられなかった。「精神修行?的な。」周りのお遍路さんもインタビューを受けていたが、あんまり乗り気ではなさそう。
この取材の人は、マルチリンガルで、いろいろな国の人に質問していた。スペック高いなーと思いながら、他の遍路さんと話しをする。今日でこんなふうにしらない人に話しかけるのも終わりかな。
放し飼いの犬がいた。
帰るまでが遍路。
歩いて宿まで戻るか、バスで宿に戻るかなんですが、ここまで3時間半かかっているのでバスで帰ることにした。旅館から最寄りの駅まで、旅館の方が送ってくれるというので、ありがたくお願いしていたのだが、バスが予定の時間通りに進まなかったので、宿の人も僕もヒヤヒヤしていた。なんとか、汽車の時間にギリギリ間に合って一安心だ。危ない危ない。
ゆっくり家に帰るか。
久しぶりの家
帰ってくると、祖父が「写真撮るぞ!」とカメラを持ってきた。
何気に一番心配していたのは祖父ではないかと思う。久しぶりの家の空気に、うるっときてしまった。
お遍路で何が変わったのか、さっぱりわからないが今日は自分のベッドでもう寝たい。
それではまた。
◆歩き遍路 旅の記録。へもどる。
コメント