どうも、ねんごたれです。
バトルジャンキーが出てくるお話って、見敵必殺(サーチアンドデストロイ)でどんどん倒していくので読んでいて気分がいいですよね。
そんなバトルジャンキーが出てくる作品の中でも、この『サモナーさんが行く』はレベルが違いますよ。
職業はサモナー。
サモナーというのは、召喚士のことでモンスターを召喚して、そのモンスターに戦ってもらい敵を倒すわけです。普通は。
けれど、この主人公。モンスターと一緒に戦う。そして、そのうちモンスターを置いて自分で敵を倒しに行く。
『サモナーってなんだっけ?』となるのは読者だけではない。
知っているアニメの中で、この主人公に一番近いキャラは、ポケモンのサトシだろう。「ピカチュウ!俺に向かってボルテッカー!!」でお馴染みのあのサトシだ。凄く似ている。しかし、サトシではポケモンと一対一で戦っても勝てない。
が、この主人公は単体で敵を倒す。それがドラゴンであれ、なんであれだ。まあ、さすがにスキルは使うけどね。それなしで勝ったらもうヤバイでしょ。
読み応え抜群。
全1280話だ。なかなかの長編で文字数は12,654,423文字、読了時間:約25,309分。
小説家になろうの中で一番文字数が多いのではないだろうか。主人公やモンスターのステータスもかなり詳しく頻繁に書かれているので、それも理由の一つかもしれないが、それを含めても圧倒的に長い。
一話当たりの文字数が多作品の2倍以上あるので、一話ずつ読んでも十分楽しめます。
途中でだれそうですが、ストーリーの構成もイベント盛りだくさんでなかなか飽きない。最後は大どんでん返しが待っており、1275話あたりからはもう何度も読み返してます。全部読んでからここを読むともう涙がちょちょぎれること請け合い。
書籍版よりweb版で読むほうがいい。
書籍版だと、たぶん完結まで行かないんじゃないだろうか。
それぐらいながい。レビューで考察している人がいたが、予想で全85巻になる大作。2年で5巻分発売ペースで行くなら、あと16年は完結までにかかる計算だ!
だったら、web版で読んだほうが完結まで読めていいだろう。
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