2014.4.17
10日目!
早寝早起きし、歩いて食べて寝る。ものすごく健康的な生活を送っている。今日も頑張って歩いていこう。
宿の部屋から。たまに、沈む月、登る朝日が同時に見える日があるらしい。巨人の星にでてくるシーンを思い出す。
のんびりと出発!
夫婦岩が見えてきた。意外と遠いな。
似たような景色が延々と続く。修行修行。
なんか見えてきた。
「室戸青年大師像」らしい。でかい。
なんか洞窟があった。しかし、今はスルーして先を急ぐ。
24番札所最御崎寺に到着。
ここで、焼山寺でバナナのことを聞いたおじさんに再開。一度家に帰っていたので、僕がもうお遍路をやめたと思っていたらしい。それはそうだが、そんな風に見えたか。そう思われても仕方ないぐらい歩けてなかったが…。腕力で階段あがるとか…。
そして、どうやら他のおじさんお遍路さんたちは先にいっているみたい。頑張って進もう。
結構高いところまで登ったみたいで、手すりがあるが怖い。ちょっと道路側を歩く。
25番札所津照寺に到着。
階段がえらいおおい。まだ足が痛いのでゆっくり上る。ここでおじさん遍路さんたちに再開。
この後、次のお寺まで一緒に歩く。
26番金剛頂寺に到着。
山を突き抜けていくと到着。ここで、おじさん遍路さんたちと今日の宿が同じところということを知り、宿まで歩くことになった。正直、心強い。
それにしても、おじさん遍路さんたちはいろんな人に話しかけながら、歩いている。このコミュ力の高さ。すごい。ビワ農家のおばあちゃんが、「もうちょっと時期がおおてたらビワあげたんやけどな。」と言っていた。ということは、その時期に合わせてくれば…。まあ、今回はもう無理だが。
今日の宿、【蔵空間茶館(くらくうかんさかん)】に到着。
ここは昼間カフェをやっているみたいで、いろいろイベントとかもしているみたい。いい感じの部屋でご飯を食べた。
いろいろと話しながら食べていると、おじさん遍路さんたちが70歳を超えていることを知った。歩いていると若くなるのだろうか。この人たち、宿に早めにつくと、走りに出かけたりするんだぜ。元気すぎるだろう。
また、今まで歩いた人が置いていった、残りのお寺までの道のりとかかった時間を書いた紙のコピーを頂いた。札所や宿の間が何キロあったとか、その日は何キロを何時間で歩いたとかが書かれていた。とても参考になる。
そして、ここからは泊まる宿が少なく早めに予約しておいたほうがいいという話を聞き慌てる。「まじかよ!」追い打ちで、ゴールデンウイークに入ると宿がほとんどとれないということに、さらに慌てる。「まじか!」
急いで一週間ぐらいの予定を立てる。だいたい1日35kmペースでこれているのでそれを基準に宿の場所を決めた。
ただ、夜8時を過ぎると宿の人も仕事を終えるらしく、予約を入れられなかった。次からは気を付けようと思う。三日先までは予約できたので、とりあえずは安心かな。
GWはどこを歩いているかわからないので、もう少し歩いてみないと予定が立てられない。最悪野宿やと思って、野宿できるところもチェック。なんとかなるかな。
おじさん遍路さんたちは3回目とかなので、そういうことで慌てたりしていなかった。これが大人の余裕か。
そんなこんなで、秘密基地みたいな隠し部屋みたいなところで就寝。将来はこんな部屋に住みたい感がやばい。
それではまた。
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