知り合いが小型のPCがほしいと言うので「SilverStone SUGOシリーズ Mini-ITX対応キューブ型PCケース メッシュフロントパネル ブラック SST-SG13B」をつかってパソコンを組み立てました。
購入したものと、組み立て手順をまとめておきます。
購入したもの一覧。
略称 | 名称 | 価格 |
---|---|---|
ケース | SilverStone SST-SG13B | 6634 |
マザーボード | ASUS PRIME H310I-PLUS【 Mini-ITX 】 | 11190 |
CPU | core i5 8400 | 21448 |
メモリ | シリコンパワーDDR4-2666(PC4-21300) 8GB×2枚 | 9383 |
電源 | 玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS Silver 650W ATX電源 | 6205 |
CPUファン | アイネックス Intel&AMD用 薄型CPUクーラー IS-40X | 3253 |
SSD | シリコンパワー SSD 512GB | 6390 |
光学ドライブ | Hihiccup USB 3.0外付け ポータブルドライブ | 2380 |
CPUグリス | CPUグリース MX-4 | 1099 |
モニター | ASUS フレームレス モニター 23インチ | 11980 |
HDMIケーブル | Amazonベーシック HDMIケーブル 1.8m | 980 |
合計80,942円でした。
8万円で完全に新品になるのだったら安いと思います。
今回は、小型PCなので少しパーツの値段が高いですが、普通のミドルタワーのものであれば、もう少し安くなるんじゃないでしょうか。
購入したもの説明
ケース
小型のパソコンがいいということで、『SilverStone SUGOシリーズ Mini-ITX対応キューブ型PCケース メッシュフロントパネル ブラック SST-SG13B』を購入しました。
見た目もスッキリしており、空気穴もたくさん空いていて冷却性も大丈夫そうな感じです。
マザーボード
マザーボードには『ASUS PRIME H310I-PLUS【 Mini-ITX 】』を選択。
このケースに合うサイズは、Mini-ITXなので、こちらのマザーボードになりました。
CPU
マザーボードに対応するCPUは、LGA1151という形状の第8世代のものなので、『Intel CPU Core i5-8400』を選択。
Core i7と迷いましたが、パソコンの使用用途は、ネットで調べ物をしたり、Officeソフトを使用するぐらいなので、Core i5で十分だと判断しました。
最近のCore i5は、5年前ぐらいのCore i7より性能がいいぐらいなので問題なしです。
メモリ
メモリは『シリコンパワーDDR4-2666(PC4-21300) 8GB×2枚』を使用。
16GBも必要ないのですが、8GBを買うよりお得で、必要なくなれば他のPCに増設することもできるのでこちらにしました。
電源
電源は『玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS Silver 650W ATX電源』を使用。
小型ケースに入らないかなと思って調べてみると、なんと普通の電源でいいことがわかったのでこちらを選択しました。
CPUファン
小型のケースには高さ制限があるので、この45mm高の『アイネックス Intel&AMD用 薄型CPUクーラー IS-40X』にしました。
SSD
爆速にしようと思い、『Samsung SSD 250GB 970 EVO Plus M.2 Type2280』を注文してもらったのですが、これは購入したマザーボードにささらないことが判明しました。
組み立て中に気がついて、冷や汗が。
そこで、自分が持っていた「シリコンパワー SSD 512GB」を今回は使用することにしました。
光学ドライブ
ケースには内蔵できないので、光学ドライブは外付け用のもの『Hihiccup USB 3.0外付け ポータブルドライブ』を購入した。
余り使うことはないですが、ソフトをパソコンに入れるのに必要になることがあるので購入する必要があります。持ち運びもできて便利ですね。
ただ、最近はソフトを買ってもダウンロード形式が多いので、ますます活躍の場は少ない。
CPUグリス
CPUとCPUクーラーをつなぐグリスに『CPUグリース MX-4』を使用。
冷却性能が高いようですが、どれを買っても違いがわかりません。
モニター
モニターは今使っているものよりも少し大きい『ASUS フレームレス モニター 23インチ』を購入。
枠が細いので丈夫では無いが、画面が広く見えるのはいいですよね。
HDMIケーブル
モニターとパソコンをつなぐHDMIケーブルも忘れてはだめです。
HDMIのバージョンがどれに対応しているのかが、モニターの説明に書かれていないのでわかりませんが、普通のHDMI2.0でいいでしょう。
組み立てよう
はじめにCPU、CPUクーラー、メモリを取り付けよう。
CPU、CPUクーラー、メモリをつければこんな感じです。
CPUは袋に入ったまま装着すると、ホコリが入らなくていいです。
CPUさえつけてしまえば、あとはそれほど気を使わなくても大丈夫です。どんどんつけていきましょう。
CPUクーラーを取り付ける前に、グリスを塗ることを忘れないようにしましょう。CPUクーラーが取り付けにくいですが、マザーボードに合う金具は一種類しかないし、ネジもささるところにしかささらないので、間違っても訂正可能です。
間違えたのが、CPUファンの線がマザーボードの真ん中らへんにあることぐらいですね。バイオスを起動するときにCPUファンがささってないという通知が出て慌てて直しました。間違っててもファンは回るので意外と大丈夫そうです。
ケースに設置していこう
電源は入りにくいがなんとか入りました。
CPUファンとは結構隙間が空いているので大丈夫ですね。ただ、CPUファンの配線が長いので、ファンと干渉しないようにしましょう。
SSDを設置しよう
さて、問題はSSDだ。ケースには説明書がないのでかなり迷いました。写真右上の部分が取り外せるようになっており、2.5インチだったら2個、3.5インチだったら1個だけ取り付けられるようになっています。
データ保存用にHDDをつけたい人は、2.5インチの薄いHDDを使いましょう。
他にも問題があります。
電源ケーブルは問題ないですが、SATAケーブルはかなりシビアです。SSDが逆さまに取り付けてあるので、通常とは逆のL字SATAケーブルが必要です。しかし、探してもアマゾンで見つけられませんでした。
そのままちょっと曲げて取り付けました。
最後に出ている電源ケーブルのあまりをケース内に押し込んで蓋を閉めれば完成です。
組み立てる前に、前のパソコンからSSDにOSは移してあるので問題ないです。やり方はこのリンク先と同じです。ライセンス認証もすんなり通りました。
今回の反省
以前のパソコンが限界過ぎてOSのクローンが作成できず、自分が使っているパソコンに両方さして、そっちでクローンを作ることになりました。HDDがかなり限界だったようで、けっこう性能が高い自分のパソコンでも、クローンを作るのに1時間ぐらいかかりました。
それよりも時間がかかったのが、バックアップを取ることです。どれが必要なソフトなのかを一切把握できなかったし、してくれなかったので、全部のデータをコピーするのにフルタイムで3日分かかりました。一向に進まないコピーと、不要なデータまでバックアップを取らなければならない意味の無さ。バックアップの容量が1TB分あったのですが、Windowsが定期的にバックアップを取っているものが大半でそれを消してみれば、実質70GBぐらいしかなかったです。
もっと早めに気がつけばよかったのに。新しくパソコンを作成するときには予めデータの整理はしておきましょう。
今回で学んだことまとめ
- HDDが壊れる前にバックアップをとろう
- 移行するときは、復元データを消そう
- 誰かに頼むときは、必要なもの以外を消しておこう
あとがき
今回のパソコンを作る事になった経緯ですが、ちょっとお手伝いをしている知り合いのパソコンが壊れかけなので、「新しいの作ったらいいのに。少なくともバックアップはとったほうがいいで。」と2年前ぐらいに話をしており、やっと今回作成に至ったというわけです。
使っているCPUがcorei5 2500ぐらいだったので、大体8年ぐらい経っていたのがわかります。
やはり、8年ぐらいが寿命ですかね。
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