
草刈り機のリコイルスターターが突然回らなくなると、「自分で直せるのか」「部品交換で済むのか」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ゼノアの草刈り機 BKZ305EZ に起きたリコイルスターター不具合について、
実際に分解・修理を試みた結果、最終的に部品交換を選んだ理由をまとめています。
「修理に挑戦する価値があるのか」「最初から交換した方がいいのか」を判断する材料として読んでいただければ幸いです。
BKZ305EZのリコイルスターターを直そうとした理由
使用していたBKZ305EZは、スターターロープを引いても全く反応しない状態になりました。
エンジン自体は問題なさそうに見えたため、「スターター部分だけ直せば使えるのでは」と考え、修理に挑戦することにしました。
古い機種ではありますが、本体ごと買い替える前に、できることは試しておきたいという判断です。
修理にあたって準備したもの

分解にはラチェットレンチが必要だったため、Amazonベーシックのラチェットレンチセットを用意しました。
加えて、グリスで汚れても問題ない手袋があると作業しやすい印象です。
特殊工具は不要でしたが、作業中はどうしてもグリスが付着します。
机や床を汚したくない場合は、養生をしておく方が無難です。
参考にした資料と注意点
リコイルスターター内部のバネの巻き方については、動画資料を参考にしました。
特に最後の巻き取り工程は重要で、ここが甘いと正常に戻らない可能性があります。

なお、部品の正確な組み順については、以前保存していた公式資料が見当たらず、今回は手探りでの作業になりました。
最大の難関:バネが非常に巻きにくい

リコイルスターター内部には、目に見えるバネの下に、もう一つバネが組み込まれています。
この下側のバネが非常に滑りやすく、位置を安定させるのが難しい構造でした。
無理に進めると、
・うまく引っかからない
・組み立て後に空回りする
といった状態になり、何度もやり直すことになります。
時間はかかりましたが、一度は正常に戻すことができました。
修理後すぐに再発した不具合
修理直後の初回使用では問題なく始動しました。
しかし、次に使おうとした際、再びスターターが外れて回らなくなります。
外れたのは最下部のバネ部分で、構造的に再発しやすい印象を受けました。
もう一度同じ作業を繰り返す気力はなく、ここで修理を断念しています。
後継機種用リコイルスターターで代用できた

BKZ305EZは古いモデルのため、純正のリコイルスターター単体が見つかりませんでした。
そこで、後継機種である BKZ315用リコイルスターター を試したところ、問題なく装着できました。
結果として、分解修理よりも部品交換の方が、確実かつ短時間で済む選択だったと感じています。
まとめ
良かった点
・リコイルスターターの構造と原因を把握できた
・一度は修理でき、可能性自体は確認できた
気になった点
・バネの扱いが難しく、再発しやすい構造
・作業時間と手間に対して安定性が低い
・グリス汚れを避けられない
結論として向いている人
・構造理解や分解作業を楽しめる人
・再発してもやり直す覚悟がある人
向いていない人
・確実に使える状態を早く取り戻したい人
・作業時間を最小限にしたい人
結果的に、最初からリコイルスターターを交換していれば、
手も机もグリスまみれにならずに済んだと感じています。

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