友人から譲り受けたリール『DAIWA SPECTER-GR 2506』なんですが、かなり錆び錆びな感じで、ろくに回らないので、分解して修理してみることにしました。
リールの修理方法
はじめに分解
とりあえず、ベイルアームとスプールを外してみます。
ラインローラーの接合部分に塩水が入ったせいか、かなり錆び錆びです。ラインローラー自体も塩で固定されており、カチカチになっていました。これは回らないのも仕方ないですね。
ここから、きれいにしていく。
パーツクリーナーにつけ置き
ベイルアームや、その他ネジなどをパーツクリーナーに浸けておきました。汚れがかなり出てきます。
これだけでは落ちないので、そこからピカールで磨くことにします。
ピカールで磨こう
ピカールで磨きます。
研磨剤が入っているのであれば何でも大丈夫なのではないかと思います。
なんとかラジオペンチで引っこ抜くことができましたが、これってローラーではないんですね。調べてみると、安いリールはベアリングが付いていないようです。そりゃ、すぐ回らなくなるわけです。
マイナスドライバーで中をほじくり、その後ピカールで磨きました。
けっこう綺麗になりました。ラインローラーは回るようになったので、ひとまず良しとします。
組立時に注意
そのまま組み立てると、アームを立てるときに全然滑らなくなってしまいました。グリスも綺麗に拭きとってしまったことも要因ですが、それよりもネジが上手く入ってないようです。
写真右側のベールアームの接合部分の外側が外せるようになっていることに気が付き、そこを外し、中にあるネジを止めるものを押し込みながらベイルアームのネジを回さなくてはならないようでした。
ちょっと難しかったのですが、そうしてなんとかうまくアームを立てることができました。
あとがき
ラインローラーの内寸外寸の直径がわかればベアリングを取り付けることができるみたいなので
、そのうち余裕があればやってみようかなと思います。
初めて分解してみたのですが、意外と簡単な作りをしているようなので、安物のリールを使っているのであれば、試してみてはいいと思います。
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