ピカラ無線ルーターは黒から白へ変更する方がいいのか。 | ねんごたれログ
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ピカラ無線ルーターは黒から白へ変更する方がいいのか。

以前からピカラの黒いルーター【WH822N】を使用しているのですが、いつのまにか白いルーター【WH832A】をレンタルできるようになっていました。

まず、何が違うのかの確認をして、交換したほうがいいのかを考えていきます。

結論を言うなら、そのまま黒のルーターを使用しつつ他のWi-Fiルーターを購入するのがベストです。なぜ、そのままの方が良いのかも解説します。

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黒【WH822N】と白【WH832A】って何が違うのか。

製品のスペックはこちらから確認できますので、自分で確認したい方はそちらを参照してください。

5GHz帯に対応するようになった。

製品仕様を確認してみると、黒いルーターは5GHz帯に対応しておらず、2.4GHz帯だけでWi-Fiの電波を飛ばしているようです。

この2.4GHz帯というのは、電子レンジなどを使用したときに、Wi-Fiの電波が干渉します。すると、電子レンジの周りでは、Wi-Fiに繋がらなくなるといった症状がでていました。それが、5GHz帯では、電波の帯域が違うので干渉せず、電子レンジを使用してもWi-Fiが使用できます。

最大ダウンロード速度が大幅に増加した。

黒いルーターは最大300Mbps(理論値)でしたが、白いルーターは最大867Mbps(理論値)で使用できるようになりました。

Wi-Fiにつないだときに、よりスムーズにデータを通信できるようになったということです。ゲームの起動時間が早くなったり、ダウンロードの速度が上がったりといったことで実感できると思います。

簡単に言うとWi-Fiが早くなった

サイズが若干変更になっていることや、消費電力が少しだけ増えたことなどありますが、それは置いておきます。

変更点を簡単にまとめると、より安定したWi-Fi環境になったということです。

交換しないほうがいい理由

交換しないほうがいい理由をまとめておきます。

交換にお金がかかってしまう。

料金などの説明はこちらに書かれています。

  • 光ねっとを単体でご利用の場合:2,200円(税込)
  • 光でんわセットをご利用の場合:3,300円(税込)

ピカラに契約している人は、工事費が無料になるため、大抵電話とのセットプランに入られていると思います。

そうした場合、3300円の交換費用が掛かることになります。少ないように思えますが、これが地味に高いです。

レンタルしたものは返さなくてはならない

お金を払って白色に交換しても、レンタルである以上、最終的に返さなくてはなりません。返すといろいろもったいないです。

こちらにピカラ白色と同じぐらいの性能のWi-Fiルーターがあります。(BUFFALO「WSR-1166DHP3/MBK」旧式なのでかなり遅め。)

このWi-Fiルーターを購入したあと、時代の流れとともに買い換える時期が来たとします。主に使用するWi-Fiルーターは新しいものに置き換わるのですが、今まで使っていたこのWi-Fiルーターはまだまだ使えます。無線機能のないパソコンに有線接続することで、Wi-Fiの受信機として使用できるだけでなく、Wi-Fiの電波の届きにくい部屋に、中継機として設置することでWi-Fiが届くようにすることもできます。

つまり、買い換えるほど家のWi-Fi環境を良くすることが可能なわけです。

また、引っ越ししたときに持っていくこともできますし、メルカリで売ることも可能です。友人にあげるのもいいでしょうし、仕事場のWi-Fi環境を良くすることもできます。取れる選択肢はかなり多いです。

白いルーターに変更して、それのみを使用する場合、そういったことができません

新しいルーターを購入することで広がる選択肢まとめ

  • より速いWi-Fiを使用可能
  • 古いものはWi-Fiの受信機として使用可能
  • 古いものはWi-Fiの中継機として使用可能
  • 引っ越ししても持っていける
  • メルカリで売ることも可能
  • 友人に譲れる
  • 仕事場のWi-Fi環境を強化

有線接続の速さは変わらない

黒も白も有線接続した速さは変わりません。つまり、ピカラの黒のWi-Fiルーターに、新しく速いWi-Fiルーターを有線接続すると、速いWi-Fiを使用することができます。

ねんごたれ
ねんごたれ

中途半端に速い白いルーターに変えるメリットはない。

別のWi-Fiルーターを接続するときの注意点として、黒のルーターからWi-Fiの電波が出ないように設定しておきましょう。Wi-Fi同士が干渉してしまい、結果的に速度が遅くなります。

WH822Nの無線解除の設定方法

検索で出てきにくいですが、こちらが公式サイトの説明になります。

無線LANの設定を変更する画面への説明は「クイック設定Webの使い方」→「起動のしかた」にかかれています。

また、「クイック設定Webの使い方」→「無線LAN設定」→「こちら」をクリックで無線LANの設定画面の説明のところに行けます。

その説明に従っていけば、無線LANの設定画面へ行くことができ、「無線LANを使用する」のチェックを外すことができるでしょう。

↓わかりにくかったのでまとめ直しました。

結論交換しなくていい

有線接続時の速度が変わらないので、お金を払ってまで白いルーターに交換するメリットは無いことがわかりました。

白いルーターを交換するぐらいであれば、別のWi-FiルーターからWi-Fiを飛ばして使いましょう。

おすすめのルーター【2023.5.11現在】

ではどれを買えばいいのかというと、オススメのルーターはこちらです。※新しいものが出ていたのでそちらを載せておきます。

詳しくはこちらにまとめているので確認してみてください。

LANケーブルはCAT6以降のものにしよう

有線で接続するときのLANケーブルですが、後々ルーターの性能が上がっても対応できるようにCAT6以降のものを購入しておきましょう。LANケーブルのカテゴリーについては、こちらの記事がわかりやすいです。

簡単にまとめるとこんな感じです。

  • Cat5e:1Gbps対応
  • Cat6:1Gbps対応(5eより早い)
  • Cat6a(6e):10Gbps対応
  • Cat7:10Gbps対応(6aより早いが定かではない)

長さは、ピカラの黒いルーターのすぐ横に設置するなら0.5mでも大丈夫ですが、予想以上に短く、対応しにくいので2mのものを買っておき、余った分はまとめてくくっておくといいと思います。

2024.7.11追記:WH882AX(Wi-Fi6対応)が出てた

いつのまにか、WH882AX(Wi-Fi6対応)のものが出てました。

こちらもWi-Fi機能が大幅に上がってますが、有線10Gbpsには対応していないみたいです。

5GHzのWi-Fiの性能がバッファローAX6000と同等性能になっているので、もしバッファローのルーターを購入しないのであれば、こちらを交換して使うというのは結構ありかなと言う感じです。

3300円でそこそこ速いWi-Fiルーターとして使えるのは、けっこうお得ですね。

あとがき

ルーターを購入するときの注意点ですが、2万以上のものを購入するメリットはほぼ無いです。

それほど安定した接続が欲しいのであれば有線で接続しましょう。

また、鉄筋コンクリート造の家では、Wi-Fiの電波を上の階や下の階に飛ばすことが困難になりますが、窓際に無線ルーターを設置することで、外経由でWi-Fiを拾うことができます。上の階と下の階のそれぞれ窓際に中継機を設置することで、その階全体にWi-Fiの電波が飛ぶようになるので困っているのであれば試してみて損はないと思います。

コメント

  1. Etel より:

    元からある有線を付け替えるのではなく、
    新しい有線を買って、接続するということでしょうか?

    • ねんごたれ より:

      >Etel さん
      記事を少し書き直しました。
      別途LANケーブルを購入し、黒いルーターとWi-Fiルーターを有線接続する感じですね。黒いルーターを外して付け替えてしまうと、Wi-Fiルーターをピカラに認識させるために設定し直す必要が出てくるのでかなりめんどくさいです。

      • 匿名 より:

        なるほど!了解です、ありがとうございます!

        • ねんごたれ より:

          あと、黒いルーターを外してしまうと電話も使えなくなってしまうので注意ですね。
          訂正ですが、設定をし直す必要があるのかどうかは、以前そうだっただけで現在もそうなのかどうかは確証がないです。すいません。

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