
現在使用しているものがこちらの「WZR-S1750DHP」で、能力はこんな感じです。
- 11ac/n/a/g/b
- 1300+450Mbps
2015年に購入したものなので、今のものよりだいぶ性能が落ちるのは仕方ないですが、問題なく使用できています。
最近「Wi-Fi6(11ax)」に対応したWi-Fiルーターが出ていることに気が付き、検討してみることにしました。
Wi-Fi6に対応しているルーターまとめ(BUFFALO)
自分はBUFFALOを使用しているので、BUFFALOのルーターについての検討をまとめます。
見るべきところは、無線の転送速度と有線LANでの伝送速度です。
その他の機能はだいたい同じです。
WXR-5950AX12(フラグシップ)
こちらは昨年出たものです。
いち早く出たため、現在のものよりだいぶ性能が尖っています。
無線・有線ともに10Gbpsに対応しています。
無線の転送速度はこちら
- 5GHz:
- IEEE 802.11ax:4803Mbps (80MHz 8×8、160MHz 4×4)
- IEEE 802.11ac:3466Mbps (80MHz 8×8、160MHz 4×4)
- IEEE 802.11n: 1000Mbps (40MHz 4×4)
- ※最大1,000Mbpsは 11n 1024QAM対応機種に限ります
- IEEE 802.11a: 54Mbps
- 2.4GHz:
- IEEE 802.11ax: 1147Mbps (40MHz 4×4)
- IEEE 802.11n : 1000Mbps (40MHz 4×4)
- ※最大1,000Mbpsは 11n 1024QAM対応機種に限ります
- IEEE 802.11g : 54Mbps
- IEEE 802.11b : 11Mbps
- ※表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
有線LANの伝送速度はこちら
- LANポート:最大10Gbps×1、最大1Gbps×3
- INTERNETポート:最大10Gbps×1
WXR-5700AX7S/N(ハイパフォーマンス)
こちらは、先程紹介した「WXR-5950AX12」の後継機という感じです。
多少性能が落ちますが、これだけあれば問題ないでしょう。
10Gbpsには対応していますが、このルーターから有線LANで接続した場合は1Gbpsになります。
無線の転送速度はこちら
- 5GHz:
- IEEE802.11ax (4803Mbps)
- IEEE802.11ac (3466Mbps)
- IEEE802.11n (600Mbps)
- IEEE802.11a (54Mbps)
- 2.4GHz:
- IEEE802.11ax (860Mbps)
- IEEE802.11n (450Mbps)
- IEEE802.11g (54Mbps)
- IEEE802.11b (11Mbps)
- ※表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
有線LANの伝送速度はこちら
- LANポート:最大1Gbps×4
- INTERNETポート:最大10Gbps×1
WSR-5400AX6/NMB(プレミアム)
値段がお得になったタイプ。
無線の速度は早いですが、10Gbpsには対応していません。
無線の転送速度はこちら
- 5GHz:
- IEEE 802.11ax:4803Mbps (160MHz 4×4)
- IEEE 802.11ac:3466Mbps (160MHz 4×4)
- IEEE 802.11n:600Mbps (40MHz 4×4)
- IEEE 802.11a:54Mbps
- 2.4GHz:
- IEEE 802.11ax:573Mbps (40MHz 2×2)
- IEEE 802.11n:300Mbps (40MHz 2×2)
- IEEE 802.11g:54Mbps
- IEEE 802.11b:11Mbps
- ※表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
有線LANの伝送速度はこちら
- LANポート:最大1Gbps×4
- INTERNETポート:最大1Gbps×1
WSR-3200AX4S-BK(スタンダード)
こちらはスタンダードなモデルで、一番コスパが良さそうに見える感じなのですが、よくよく見てみると、2.4GHz帯は「IEEE 802.11ac」にすら対応していないようです。
数字上は早く見えるのですが、安心感はない感じですね。これの一つ前のモデルを使用しているのですが、全く問題ないので心配する必要はなさそうなのですが、何故かモヤモヤしますね。
無線の転送速度はこちら
- 5GHz:
- IEEE 802.11ax:2401Mbps (80MHz 4×4)
- IEEE 802.11ac:1733Mbps (80MHz 4×4)
- IEEE 802.11n:600Mbps (40MHz 4×4)
- IEEE 802.11a:54Mbps
- 2.4GHz:
- IEEE 802.11n:800Mbps (40MHz 4×4)
- IEEE 802.11g:54Mbps
- IEEE 802.11b:11Mbps
- ※表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
有線LANの伝送速度はこちら
- LANポート:最大1Gbps×4
- INTERNETポート:最大1Gbps×1
WSR-1800AX4/NBK(エントリー)
値段も安くなり、速度も遅くなったエントリーモデル。
こちらであれば、現在使用しているものとほとんど違いがないです。
無線の転送速度はこちら
- 5GHz:
- IEEE 802.11ax:1201Mbps (80MHz 2×2)
- IEEE 802.11ac:866Mbps (80MHz 2×2)
- IEEE 802.11n:300Mbps (40MHz 2×2)
- IEEE 802.11a:54Mbps
- 2.4GHz:
- IEEE 802.11ax:573Mbps (40MHz 2×2)
- IEEE 802.11n:300Mbps (40MHz 2×2)
- IEEE 802.11g:54Mbps
- IEEE 802.11b:11Mbps
- ※表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
有線LANの伝送速度はこちら
- LANポート:最大1Gbps×4
- INTERNETポート:最大1Gbps×1
Wi-Fi6に対応しているか確認しよう
ネット回線は対応しているか
10Gbpsに対応しているネット回線は、全国に普及しているわけではないので自分の住んでいる地域が対応しているか確認する必要があります。
また、対応していても契約のし直しが必要になり大変です。
端末は対応しているか
ルーターの性能が良くてもその性能に合う端末を持っていなければ、宝の持ち腐れになってしまい性能を発揮することができません。
iPhoneであれば、iPhone11から対応していますが、それ以前では対応していません。
LANケーブルも確認しよう
LANケーブルのバージョンが「CAT6A」以上のものが10Gbpsに対応しています。
「CAT6」以下のケーブルは10Gbpsに対応していないので注意しましょう。
現状のオススメは?
WSR-A2533DHP3-BK
こちらの「WSR-2533DHP3-BK」がおすすめですね。
無線の転送速度はこちら
- IEEE802.11ac(1733Mbps)
- IEEE802.11n(800Mbps)
- IEEE802.11a/g(54Mbps)
- IEEE802.11b(11Mbps)
- ※表示の数値は理論上の最大値であり、実際の転送速度を示すものではありません。
有線LANの伝送速度はこちら
- LANポート:最大1Gbps×4
- INTERNETポート:最大1Gbps×1
IPv6に対応しているし、「MU-MIMO」対応で最大4台同時接続が可能で、なんなら先程紹介したものよりも性能がいいです。なんででしょうね。
無線の転送速度は遅いですが、これぐらいの速さなら全然問題ないでしょう。値段も手頃なので、もし買い換えるのであれば、「WSR-2533DHP3-BK」です。
ただ、iOS14に変更してから「安全性の低いセキュリティ」と表示されるようになっているので、セキュリティを「WPA/WPA2-mixed PSK TKIP+AES」から「WPA2-PSK AES」に変更する必要があります。
WSR-5400AX6S/NMB
wifi6に対応しているものを選ぶのであれば、こちらがいいでしょう。
少々値段は高いですが、「WPA3」に対応しているので、セキュリティの面でも問題ないですし、通信速度は速いしで安心感はあります。
最近のスマホは、セキュリティのレベルが低いと表示が出るので、こちらだと長く使える感じですね。
あと、「WSR-5400AX6」と「WSR-5400AX6S」の違いですがさっぱりわからないです。Sがついている方が後に発売したものと思っておいていいでしょう。
あとがき
現在「WSR-A2533DHP3-BK」を使用していますが、全く問題なく使用できているので大丈夫だと思います。
久しぶりに値段を確認してみたところかなり安くなっていたので、安く購入するのであればこちらが良いのではないかと思います。それ以前のものはちょっとセキュリティ面が心配ですね。
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