どうも、ねんごたれです。
実際に歩き遍路で四国を一周してきた経験から、歩き遍路をするのにおすすめの時期を紹介します。
それは、3月中頃~5月中頃か、10月中頃~11月中頃です。この時期がオススメの理由を書いていきます。
夏場を避ける理由
水分補給の増加による重量増加
「荷物も少なくて済むし、いいんじゃないか。」そう思うかもしれない。確かに、服が少ない分荷物は減るのですが、暑いので、水分補給が増えるんです。最近は、どこにでもコンビニや自販機があるので、心配ないかと思っているかもしれませんが、遍路道にはないことが多いです。その分の水分を持ち歩かなくてはなりません。それも、1リットルでは少ないでしょう。
5月でこれなのだから、夏になると、2リットルは最低でも欲しいところです。結局、荷物が2kg以上増えることになります。
熱中症になりやすい
熱中症にも気を付けなければなりません。遍路は山の中だけではないのです。炎天下でコンクリートの道の上を何時間も歩くことになります。水分は奪われ、腕は日焼けで赤くなるでしょう。
もろもろの対策をするのに荷物がさらに増えます。ならば、夏場を避けるべきでしょう。蚊も虫も多いしね。
冬場をさける理由。
道がわからなくなる
冬に行ったことがあるお遍路さんの話を聞きましたが、山の上は雪が積もり、雪をかき分けて進むみたいだ。寒いし、何より道がわかりにくいとのこと。
そらそうだ。冬でなくても危険な山の中。そこに、雪が降ったらどうなるか。道に迷うぐらいならいいが、道がないところを歩いてしまうかもしれない。山道は少しそれると崖になっているところが多々あるので、一度踏み外せば、麓まで真っ逆さまだ。また、凍っていれば、よく滑る。斜面を登れないかもしれないし、下るときはさらに危険だ。
厚着による荷物の増加
そして、荷物が増えるのもいただけない。服が大きくなれば、その分荷物も大きい。意外と服の重さはバカにできない。荷物は100gでも軽くが、歩き遍路の鉄則だ。
なので、経験がないならば、冬も避けるべきです。
おすすめは、3月中頃~5月中頃。
暑すぎず寒すぎない、そして雨が少ない時期とくれば、この時期しかない。
ただ、この時期。虫が増え始める季節だ。とくに、芋虫が多い。山道は上から芋虫が垂れていて、金剛杖を振り回しながら進むこともしばしば。それでも回避できないときがある。もう、慣れるしかないです。
駐車場から先がそれなので、車で行こうが、自転車で行こうが関係ない。気にしないことにしよう。
とにかく、暑くなく、寒くなく、ほどほどの気温の時期を見計らう。
そして、この時期は景色がきれいだ。
桜は咲き、山は青々としている。ゆっくり回るなら、この時期以外にはないです。
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