
AKRacingのゲーミングチェアは、モデルごとの見た目が似ているため、どれを選べばいいのか迷いやすいと感じます。
私自身、「Nitro V2」を購入して満足している一方で、他グレードとの違いが気になりました。
この記事では、AKRacingの主要グレードを「サイズ感」「装備の違い」「選びやすさ」という視点で整理しています。最近追加されたEclair(エクレール)シリーズについても触れているので、これから選ぶ人の判断材料になればと思います。
AKRacingゲーミングチェアを比較する前提
AKRacingのゲーミングチェアは、どのモデルも基本構造が共通しており、座り心地に極端な差が出にくいブランドです。そのため、価格や見た目だけで選ぶと、購入後に「思ったより違いが分からない」と感じることがあります。
比較するときは、全体の作りではなく、体に直接触れる部分や調整できる範囲に注目した方が、違いを理解しやすくなります。
グレード差は「座面・サイズ・アームレスト」が中心
グレードごとの違いを整理すると、主に次の3点に集約されます。
1つ目は、座面のサイズや厚みです。座面幅や奥行き、厚さの違いによって、体のフィット感が変わります。
2つ目は、椅子全体のサイズ感です。背もたれの高さや座面の高さ調整幅は、身長との相性に大きく影響します。
3つ目は、アームレストの調整範囲です。高さ調整のみか、前後・左右・回転までできるかで、使い勝手に差が出ます。
この3点を先に把握しておくと、「大きめがいい」「低めに座りたい」「肘の位置を細かく調整したい」といった自分の優先順位に合ったモデルを選びやすくなります。
AKRacing ゲーミングチェアのグレード別の違い
Pro-X V2
- 座面の厚さが一番厚い
- 4Dアジャスタブルアームレスト採用
- 足のフレーム先に加工あり
- 価格帯は最上位クラス
「Pro-X V2」だけがアームレストの調整自由度が高く、高さだけでなく前後・左右・回転まで調整できます。
体が小さいとアームレスト位置が気になりやすいため、余裕があればこのグレードを選ぶ安心感はあります。
Overture
- 若干他のグレードより大きめ(1cmぐらい)
- 色が豊富(6色)
座面の奥行きが広く、背が高い人や体格がしっかりしている人向けの印象です。
サイズ重視で選ぶなら、候補に入れやすいモデルです。
Nitro V2
- 一般的な標準グレード
- 若干コンパクトなサイズ感
私が使用しているモデルですが、体が小さめの人にはちょうど良い印象です。
派手な特徴はありませんが、バランスが良く、初めてAKRacingを選ぶ場合にも無難だと感じました。
Wolf
- 通気性の良いファブリック生地
- 足のフレーム先に加工あり
PUレザーは汗が目立ちやすいため、素材を気にする人にはWolfが向いていそうです。
座り心地の方向性は他モデルと大きく変わらず、素材重視の選択肢という位置づけです。
PINON(子供用)
- 他のグレードに比べ、全体的にサイズが小さめ
- 重量が一番軽い
- 色によって性質が違う
- サクラピンク:座面が若干低い、足フレーム先に加工、高耐久PUレザー
- ホワイト:一般的なタイプ、高耐久PUレザー
- スカイブルー:ファブリック生地、カラー部分はPUレザー
アームレストが低く、小柄な子供には使いやすい設計です。
色によって生地や座面高さが微妙に違うため、購入時は仕様の確認が必要です。
Eclair(エクレール)【新シリーズ】
- ホワイト基調のデザイン
- 座面幅39cm
- 座面高さ調整幅がやや低め(30.5~38cm)
- ミドルレンジ価格帯
Eclairは、見た目を重視した新しいシリーズという印象です。
座面幅は39cmで、Nitro V2(37cm)より少し広めですが、Overtureほど大きくはありません。
座面高さの下限が低めなので、身長が高くない人でも選択肢に入りやすいモデルだと感じました。
寸法と重量の比較で分かること
身長160cm前後での座面高さの考え方
私は身長160cm前後で、「Nitro V2」を一番下まで下げると、ギリギリ足が届く感覚です。深く座ると足が浮きます。
この感覚を基準にすると、EclairやPINONのように座面高さの下限が低めのモデルは相性が良さそうです。
座面高さとアームレスト高さの注意点
座面高さは「座面の下までの高さ」なので、実際には座面の厚さを足して考える必要があります。
アームレストも同様で、「アームレスト高さ-座面厚さ」で考えた方が、座ったときの感覚に近くなります。
寸法&重量 比較まとめ
| Pro-X V2 | Overture | Nitro V2 | Wolf | PINON | Eclair | |
| 椅子の高さ | 127-134cm | 129–136.5cm | 125-132cm | 124-131cm | 116.5‒123cm | 123.5-131cm |
| 座面幅 | 39cm | 39cm | 37cm | 39cm | 38cm | 39cm |
| 座面奥行 | 55cm | 56cm | 56cm | 54cm | 45cm | 53.5cm |
| 座面厚さ | 13cm | 10cm | 10cm | 10cm | 10cm | 10cm |
| 座面高さの調節幅 | 32-39cm | 34–41.5cm | 33-40cm | 33-40cm | ※31.5‒38cm | 30.5-38cm |
| アームレスト高さ | 28-35cm | 28-35cm | 28-35cm | 28-35cm | 21.5‒25cm | 28–35cm |
| 背もたれ高さ | 95cm | 95cm | 92cm | 91cm | 85cm | 93cm |
| 荷重制限 | 150Kg | 150Kg | 150Kg | 150Kg | 150Kg | 150Kg |
| 正味重量 | 25Kg | 25Kg | 25Kg | 25Kg | 24Kg | 25Kg |
| 総重量 | 28Kg | 28Kg | 28Kg | 28Kg | 26.5Kg | 27.25kg |
| 箱の寸法 | 88x70x41cm | 88.5x68x39cm | 88.5x68x39cm | 88.5x68x39cm | 88x68x38cm | 88.5x68x39cm |
AKRacingの価格帯とモデルの関係
希望小売価格の一覧
AKRacingのゲーミングチェアは、価格帯ごとに役割が分かれています。希望小売価格(税込み)で見ると、次のような並びです。
- 4万円台中盤
- PINON
- Wolf
- 5万円前後
- Nitro V2
- Overture
- 5万円台中盤(ミドルレンジ)
- Eclair
- 6万円前後
- Pro-X V2
この価格帯を見ると、EclairはNitro V2とOvertureの間に位置するモデルで、「サイズや機能は標準的だが、見た目を重視したい人向け」の立ち位置と考えると分かりやすいです。
定価で買いやすい購入先
Amazon.co.jpで購入すると値段が安めですが、タイミングによって定価より高くなっている場合があります。
Amazonやその他の場所で定価よりも高くなっている場合は、TSUKUMOであればほぼ定価で購入可能です。送料は無料なので表示価格のまま購入できるのでオススメです。
周辺アイテムと交換パーツ
コラボモデルの考え方
AKRacingには、読売ジャイアンツやワンピースなどのコラボモデルがあります。
基本的には、既存グレード(Pro-X V2やOverture)をベースに、デザインだけを変更したモデルと考えると分かりやすいです。座り心地やサイズ感を重視する場合は、まずベースになっている通常モデルを把握しておくと判断しやすくなります。
フットレストの選択肢
純正のフットレスト(オットマン)は、椅子と統一感があり、見た目重視なら選択肢になります。
一方で、足置きとして使うだけであれば、収納スツールなどの簡易的なものでも十分代用できます。用途を「休憩用」なのか「常時使用」なのかで選ぶと無駄がありません。
キャスター・アームレスト・ガスシリンダー
AKRacingは交換パーツが比較的充実している点が特徴です。
- キャスターは単体購入が可能
- Pro-X V2で使われている4Dアームレストは単体販売あり
- ガスシリンダーも交換用パーツが用意されている
レビューを見る限り、4DアームレストはGTRACING やDXRACERなど、他メーカーのチェアに流用されているケースもあるようです。
椅子を買い替えなくても、気になる部分だけアップグレードできる点は、長く使う前提では大きなメリットです。
他のメーカーにも取り付けられるようです。
他のメーカーの似たようなゲーミングチェア
GXTRACE ゲーミングチェア
GXTRACE のゲーミングチェアは、価格を抑えつつ、オットマン付きなど装備が充実している点が特徴です。
ただし、アームレストの調整幅や細かな作りはAKRacingほどではない印象で、コスト重視の選択肢と言えます。
GTRACING ゲーミングチェア
GTRACING は、価格帯が2万円前後からあり、初めてゲーミングチェアを使う人には手を出しやすいメーカーです。
一方で、座面高さの下限や耐久面はモデル差が大きいため、サイズ確認は必須です。
玄人志向 GALAKURO GAMING ゲーミングチェア
玄人志向 のGALAKURO GAMINGチェアは、価格帯がAKRacingに近く、落ち着いたデザインが特徴です。
派手さを抑えたい人には選択肢になりますが、交換パーツの入手性や実績面ではAKRacingの方が安心感があります。
まとめ
メリットに感じる点
- グレード間の差が整理しやすく、用途で選びやすい
- 交換パーツがあり、長く使う前提で考えられる
- Eclairの追加で「見た目重視」という選択肢が増えた
気になった点
- 体が小さいとアームレスト位置が気になりやすい
- サイズ差が小さいため、数値を見ないと違いが分かりにくい
- 新品時の匂いがしばらく残る
どんな人に向いているか
- サイズ感と座面高さを重視して選びたい人
- 見た目も重視しつつ、AKRacingの基本性能が欲しい人
- 後からパーツ交換しながら長く使いたい人
自分の身長・座り方・設置環境を一度整理してから、どのグレードが合うかを考えてみると選びやすくなります。




























































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