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安い砥石と高い砥石の違いは?砥石の値段の差が出るポイントとおすすめ

包丁を研ごうと思い立ったとき、まず悩むのが砥石の値段です。安い砥石で十分なのか、それとも高い砥石を買ったほうが結果的に楽なのか。ここで迷う人は多いはずです。

私自身、最初は安い砥石を選びましたが、使ってみると研ぎづらさや刃への傷が気になりました。そこから高い砥石も試して分かったのは、砥石の値段の違いには理由があり、安い砥石と高い砥石の違いは研ぎやすさに直結するという点です。

この記事では、安い砥石と高い砥石の違いを具体的に説明しつつ、番手の選び方と買い替えの目安、おすすめとして使っている「刃の黒幕」までまとめます。

先に結論|安い砥石と高い砥石はどちらがオススメ?

結論を先に言うと、包丁を砥石で研いだ経験があるなら「刃の黒幕」が一番おすすめです。研ぎやすさが安定し、準備の手間も少ないため、日常の研ぎが続きやすくなります。

一方で、砥石を初めて使う人は、まず安い砥石で手の動きや角度の感覚を掴むほうが気楽です。最初はまっすぐ研げず、砥石を削るだけで切れ味が落ちることも起きやすいので、練習用として割り切ると気持ちが楽になります。

安い砥石と高い砥石の違いは?

安い砥石と高い砥石の違いは、研げるかどうか以前に、研ぎやすさの安定感に出ます。安い砥石を使っていて気になった点は大きく3つでした。

粒の揃い方と刃への影響

安い砥石は、減ってくると途中でだまのような大きな粒が出てきたり、粒が一定でないことがあります。大きな粒が刃に当たると、その部分だけ深い傷になったり、状態によっては欠けの原因になります。

この差が「なぜかうまく研げない」「刃に傷がつく」と感じる一番の理由になりやすいです。

減りやすさと研げるスピード

安い砥石は減りが早い一方で、思ったより切れ味が戻らないことがありました。削れはするのに、刃先が整わない感覚です。

高い砥石は減りにくく、研ぎの感触が一定なので、同じ動きを続けやすい印象でした。

研ぎ面の広さと安定感

安い砥石は研げる面積が狭いものが多く、包丁を当てる角度がブレやすくなります。
高い砥石は幅が広い傾向があり、包丁を45度にしたときでも当てやすく、研ぎの安定につながりました。

砥石の裏表は?

砥石は細かい粒の集合体なので、基本的に表裏は関係ありません。
文字が印刷されているタイプなら、文字がない面から使うほうが気持ちよく使えます。

砥石の番手|迷ったらこの組み合わせ

砥石の番手は数字が小さいほど荒く、数字が大きいほど細かくなります。家の包丁を研ぐ前提なら、まずここを押さえると迷いが減ります。

欠けがあるなら#100〜#320

刃が欠けているときは#100〜#320あたりの荒砥で先に形を戻すほうが早いです。大きく欠けている場合は#100〜#220、軽い欠けなら#320でも十分だと思います。

#1000以上で欠け直しをすると、かなり時間がかかります。欠けが残ったままだと切れ味が戻りにくいので、荒い砥石は1つ持っておきたいところです。

2026.1.25追記:価格は時期で変わるので、#100〜#320の範囲で安い番手を1つ選べば問題ありません。

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普段は#1000~#2000で止める

普段の包丁なら、#1000~#2000の間で研ぐのが使いやすいです。私は#2000で仕上げることが多く、これだけでも切れ味が大きく変わります。

細かい番手に上げすぎると、慣れていないうちは効果を感じにくく、研ぎ方によっては切れ味が落ちることもあります。最初は#1000〜#2000で止めておくほうが安心です。

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5000は用途を選ぶ

5000は仕上げ用です。刺身包丁や魚をさばく包丁を研ぐときに使っています。

普段の包丁を#5000で研ぐと、切れ味が良すぎて扱いづらく感じたり、すぐに切れ味が落ちる印象もありました。日常はほどほどの切れ味を維持するほうが楽です。

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それより上はこだわり用

#5000より細かくなると、包丁の使い方も繊細になってきます。

普段使いするには細かすぎて切れ味が落ちやすく、研ぐのも難しくなってきます。包丁の扱い方も研ぎ方も慣れている人向けです。ノミやカンナなど、大工道具を研ぐ用途にも向きます。

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安い砥石と高い砥石、どっちを買えばいい?

初めて研ぐ人は安い砥石で十分

初めて砥石で研ぐなら、表裏で番手が違う安い砥石が使いやすいです。失敗しながら角度や手の動きを覚える段階では、高い砥石を使うともったいなく感じます。安い砥石は練習用として削り切るくらいの気持ちでも問題ありません。

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研いだ経験があるなら高い砥石が楽

ある程度研げるようになると、安い砥石の不満が見えてきます。

  • 水の吸い込みが早すぎる
  • 浸け時間が長い
  • 幅がもう少し欲しい
  • 途中の異物が怖い
  • 砥石の端が欠けやすいなど

この段階に入ったら、高い砥石に変えたほうが研ぎやすく、研ぐのが楽しくなります。

砥石はいつ買い替えたらいいの?

砥石が薄くなって軽くなり、研いでいるときにガタつくようになったら買い替えどきです。

また、途中の異物で刃が欠けそうだと感じる、研ぎ味が急に悪くなる、端が欠けて当てづらいといった不満が出たときも替える理由になります。

よほど頻繁に研がない限り、急になくなるものではないので、その点は心配しなくて大丈夫です。

オススメの砥石は、刃の黒幕

ここからは、私が一番おすすめしている「刃の黒幕」の良かった点を書きます。

ケースに入っている

ケースに入って届くので、欠けの不安が減ります。ケースは研ぐときの土台にもなるため、使い勝手が良いです。

サイズが違う

普段使っていた安い砥石より幅が広く、包丁を当てたときに安定しやすいです。研ぎの角度がぶれにくくなるのが助かりました。

予め水につけておかなくていい

刃の黒幕は水に浸ける必要がなく、研ぎたいときにすぐ研げます。この手軽さが、砥石を使う回数に直結します。

購入する番数は?

使っているのは#320、#2000、#5000の3つで、欠け直し用に後から#100を追加しました。

面直し用砥石

砥石で研いだ後は、砥石同士でこすって面直しをしておくほうが安心です。平面が崩れると、包丁を当てても角度が安定しません。

砥石同士をこすり合わせても良いのですが、くっついて離れなくなることがありました。修正砥石ならその心配が少ないです。

いずれ欲しいと思っているのが、シャプトンの砥石修正器「空母」です。

値段は高いですが、面が広くて使いやすそうです。

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刃の黒幕、RockStar、ALTSTONE「深 FUKAMI」の特徴について

ここでは、刃の黒幕を基準に、検索でよく出てくるRockStarとALTSTONE「深 FUKAMI」をどう選ぶかが分かるように書きます。先に比較表を置き、そのあとに補足を続けます。

比較表

製品長さ厚み砥石の材質どの刃物向けなのか
シャプトン
「刃の黒幕」
210mm70mm15mm人工砥石セラミック包丁・超硬以外は研げる前提。
家庭用包丁全般で使いやすいシリーズ設計。
シャプトン
「RockStar」
210mm70mm10mm人工砥石硬度の高い刃物でも研削力が出る方向性。
セラミック包丁・超硬以外は研げる前提。
ALTSTONE
「深 FUKAMI」
180mm60mm20mmセラミック砥石ステンレス鋼・炭素鋼の包丁を想定。
長い包丁は合う合わないが出やすい。

刃の黒幕の特徴

刃の黒幕は、厚み15mmの無垢砥石にプラスチック製収納ケースが付くシリーズです。ケースは保管だけでなく、研ぎ台としても使える前提なので、砥石台を増やさず運用しやすい点が強みになります。

また、家庭用包丁の範囲で困りにくいという案内があり、初めて高い砥石へ移る人でも選びやすいと思います。

道具を増やさずに包丁研ぎを続けたい人、普段の研ぎを安定させたい人に向きます。

RockStarの特徴

RockStarは、硬度の高い刃物でも研削力が出ることを前面に出したシリーズです。粉末鋼など硬めの包丁で研ぎが進みにくいと感じる人にとって、選ぶ理由が作りやすいタイプです。

厚みは10mmで、ケースなしモデルとステンレス製収納ケース付きモデルがあります。刃の黒幕より薄いぶん、研ぐときの土台をどうするかだけ先に決めておくと使い始めがスムーズです。

硬い材質の包丁を研ぐ機会が多い人、研削力と仕上がりの均一さを優先したい人に向きます。

ALTSTONE「深 FUKAMI」の特徴

深 FUKAMIは、ビトリファイド焼成法のセラミック砥石で、番手は複数展開があり、用途に合わせて選べるシリーズです。

特徴として分かりやすいのは、砥石の縁を面取りしている点です。洗うときや持ち替えるときに角が当たりにくく、手を傷めにくい配慮があります。

サイズはコンパクト寄りなので、刺身包丁のような長い包丁を大きく動かして研ぐ人は、研ぎ面の余裕で好みが分かれます。

砥石の角で手を当てるのが不安な人、置き場所を抑えつつシリーズで番手を揃えたい人、ステンレス包丁や鋼包丁を中心に研ぐ人に向きます。

あとがき

包丁は、刃を下にして食洗機で洗うと欠けやすく、切れ味が落ちやすいです。柄の劣化も早くなるので、手で洗って水滴を拭き取り、早めに片付けるほうが長持ちします。

砥石は、荒いものと細かいものを2つ持つと使いやすいです。面直しもしやすく、研ぎ直しの幅も広がります。

また、砥石で研ぐのが面倒な人は、シャープナーを選ぶほうが楽な場合もあります。場所を取らず、手早く切れ味を戻せます。

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2026.1.25追記:今のところのオススメは、欠け直し用に#100〜#220あたりの荒砥を1つ、普段用に#1000〜#2000の中砥を1つです。値段が時期で変わるので、その時点で安い番手を選ぶのが現実的だと思います。

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まとめ

安い砥石と高い砥石の違いは、粒の揃い方、減りやすさ、研ぎ面の広さに出やすいです。特に粒のばらつきは刃の傷や欠けにつながりやすく、使っていて不安が残りました。

初めて研ぐ人は、安い砥石で角度や動きを覚えましょう。研ぐ回数が増えて不満が見えてきた段階で、刃の黒幕のような高い砥石へ移ると納得感が出ます。

硬めの包丁を研ぐ機会が多いならRockStar、手を当てる不安を減らしつつコンパクトに揃えたいならALTSTONE「深 FUKAMI」が候補になります。

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