電源を選ぶときに気にするのがワット数です。
基本的には650Wで大丈夫ですが、これで本当に大丈夫なのかなと心配になるのでまとめておきます。
電源650Wで足りるのか
消費電力を計算してみよう
使用する電力の目安をそれぞれ調べて計算するのは時間がかかるので、計算が簡単にできるところで計算するのが便利です。
◆ドスパラ通販(公式サイト):電源容量計算(電源電卓)電源の選び方
消費電力の2倍ぐらいのワット数の電源を選ぶのがいいみたいです。
パーツが多くなるに連れて消費電力も増える
PCケースに取り付けているパーツが増えるごとに消費電力も増えていきます。
- メモリの数
- HDD,SSDの数
- ファンの数
- 光学ドライブの数
- グラフィックボードの数
- 拡張パーツの数
特に、大容量のHDDをいくつも取り付けている場合は、少し大きめのワット数(1個×60W増やして考える)の電源を選ぶようにしましょう。
グラフィックボードGTX1660より上なら足りない
消費電力の大きいパーツはグラフィックボードです。グラフィックボードの消費電力がどれぐらいかによって電源のワット数が決まると言ってもいいぐらいです。
「GeForce GTX 1660」ぐらいのそれほど性能の良くないエントリーモデルのグラフィックボードであれば、650Wで問題ないです。
それ以上の性能のグラフィックボードを取り付けるのであれば、700W以上の電源を取り付けましょう。
詳しくはこちらにまとめたので見てください。
◆【自作PC】パソコンの電源は何Wを選べばいい?選び方とオススメ電源まとめ。
基本的には問題なし
- CPU:Core i7 12700K
- メモリ:2枚1組
- HDD:1個
- SSD:1個
- グラフィックボード:GTX1660
- 光学ドライブ:1個
- ケースFAN:2個
上のような基本的な構成の場合は、650Wで全く問題なしです。
650Wで電源が落ちるときに気にすること
650Wの電源で基本的な構成なのに電力が足りないときに確認することをまとめておきます。
コンセントにつなげすぎ
壁にコンセントが2口あると思いますが、両方合わせて1500Wまで使用できるのが基本です。
したがって、両方に電源タップを取り付けて、その両方にパソコンをそれぞれ接続するようなことをすると電力が足りなくなります。
1箇所のコンセントからは、1つのパソコンだけを取り付けるようにしましょう。
パソコンを取り付けるときに必要なコンセントの数はだいたい3口なので、電源タップ1つで十分です。
- パソコンの電源からのコンセント
- モニターのコンセント
- スピーカーのコンセント
熱やホコリのたまるところに置かない
日当たりのいい場所や、物がいっぱいの机の下などの熱が溜まりやすいところに置いておくと排熱が上手くいかず動かなくなります。
また、PCケース内にホコリが溜まりすぎたり、給気口のところにホコリが溜まって空気が流れなくなっている場合なども同様に排熱ができません。
こまめに掃除するなどして、パソコンに熱がたまらないようにしておきましょう。
フリーソフトが原因の場合もある
ダウンロードしてから使用しなくなったフリーソフトが原因でパソコンが上手く動作しないことがあります。
自分の場合は、ファイルの解凍圧縮ソフトのバージョンアップができておらず動作が不安定になっていることがありました。
いらないソフトは消したり、古いソフトはアップデートしたりして、パソコンのソフト面も整理整頓しておきましょう。
雷で壊れることもある
パソコンは基本的にコンセントに差しっぱなしです。
パソコンの電源が入っていなくても雷で壊れることがあるので、雷ガードの電源タップなどに取り付けておくといいでしょう。
自分はエレコムの光らない電源タップを使用しています。
◆「電源タップ」スイッチが光らないタイプがいい感じ。雷ガード付き。
あとがき
パソコンの電源は、容量に余裕を持って電源を購入するようにしましょう。
半分ぐらいの消費電力で使用するのが1番長持ちするみたいなので、消費電力の2倍のワット数の電源を選びたいところですね。
電源効率はブロンズ、シルバー、ゴールドなどの違いがありますが、そのあたりは特に気にしなくても問題ないです。それよりは余裕を持ったワット数の電源を選びたいところですね。
コメント