デスクの上がスッキリする小型PC。Mini-ITX対応のケース「SST-SG13B」を買おうか迷っていませんか?見た目は良いけど「本当に普通の電源が入るの?」「配線はキツくない?」と不安ですよね。
実際に私がパーツを一式買って組み立ててみた結果、コスパ最強の神ケースであると同時に、事前に絶対に知っておくべき「2つの罠」がありました。リアルな組み心地をレビューします。
結論:SG13Bは普通のATX電源が入る神ケースだが、2つの「罠」がある
小型のパソコンがいいということで、SilverStoneの「SST-SG13B」を購入しました。 見た目もスッキリしており、メッシュフロントパネルで空気穴もたくさん空いているため、冷却性も大丈夫そうな印象です。
このケース最大のメリットは「普通の電源(ATX電源)がすんなり入る」ことです。 小型ケースだと高価なSFX電源を買わなければいけないことが多いのですが、普通の電源が使えるだけでパーツの選択肢が広がり、安上がりになります。私も「玄人志向の650W ATX電源」をそのまま入れました。
しかし、小型ゆえにすべてがスムーズとはいきません。 実際に組んでみて気づいた、「事前に知っておかないと組み立てで泣きを見る罠」が2つあります。
罠①:CPUファンの高さは「45mm以下」のものしか入らない
一つ目はCPUクーラーの干渉問題です。 電源の真下にマザーボードがくる構造上、CPUファンの高さ制限が非常に厳しくなっています。
私は高さ45mmの「アイネックス 薄型CPUクーラー IS-40X」を選んでギリギリ収まりました。

ただ収まったとはいえ電源とは結構な隙間がない状態です。CPUファンの配線が長いとファン本体を巻き込んでしまう危険があるため、ケーブルが干渉しないように隙間でうまく束ねてあげる工夫が必要です。

罠②:SSDを設置するには「L字のSATAケーブル」が必須になる
そして、組み立て中に一番冷や汗をかいた最大の難所がSSDの設置です。
ケースの上部に取り外せるマウンタがあり、そこに2.5インチのSSDを取り付けるのですが、ケースの構造上「SSDが逆さま」に取り付けられる形になります。
これの何が問題かというと、通常の「真っ直ぐなSATAケーブル」を挿そうとすると、ケーブルがケースの天井方向に飛び出してしまい、フタが閉まらなくなるのです。 マニュアルをしっかり読んでいなかった私が悪いのですが、ここは本当にシビアでした。

「片側がL字に曲がっているSATAケーブル」が必須になります。 私は手持ちがなかったので、普通のケーブルを無理やり少し曲げて押し込んで蓋を閉めましたが、これから組む人は絶対にL字SATAケーブルを一緒に買っておいてください。
また、2026年現在であれば、SSDではなくM.2 SSDを選択して、少しでもケーブルを少なくするという手段もあります。ただ、M.2 SSDは高騰しているので買い時に注意です。
ここに入る!SG13Bで実際に組んだ構成パーツ一覧
今回、私がこのケースに詰め込んで、総額約8万円(当時)で組んだ新品パーツの構成です。容量やサイズ感の参考にしてみてください。
| 略称 | 名称 | 価格 |
|---|---|---|
| ケース | SilverStone SST-SG13B | 6634 |
| マザーボード | ASUS PRIME H310I-PLUS【 Mini-ITX 】 | 11190 |
| CPU | core i5 8400 | 21448 |
| メモリ | シリコンパワーDDR4-2666(PC4-21300) 8GB×2枚 | 9383 |
| 電源 | 玄人志向 STANDARDシリーズ 80 PLUS Silver 650W ATX電源 | 6205 |
| CPUファン | アイネックス Intel&AMD用 薄型CPUクーラー IS-40X | 3253 |
| SSD | シリコンパワー SSD 512GB | 6390 |
| 光学ドライブ | Hihiccup USB 3.0外付け ポータブルドライブ | 2380 |
| CPUグリス | CPUグリース MX-4 | 1099 |
| モニター | ASUS フレームレス モニター 23インチ | 11980 |
| HDMIケーブル | Amazonベーシック HDMIケーブル 1.8m | 980 |
まとめ:SG13Bは事前にパーツサイズさえ測れば最高の小型PCになる
「SST-SG13B」を実際に組み立ててわかったレビューでした。
- 普通のATX電源が使えるのでコスパが恐ろしく良い
- ただし、CPUクーラーの薄さには限界がある
- SSDのマウントにはL字SATAケーブルが絶対に要る
- M.2 SSDを使って少し手もケーブルを少なくする
この注意点さえ事前にクリアしておけば、省スペースでおしゃれな小型PCが手に入ります。迷っているなら、L字ケーブルの準備だけ忘れないようにして、ぜひ自作に挑戦してみてください。

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