
マキタの18V丸ノコは種類が多く、
初めて選ぶときほど「どれを選べばいいのか分からない」と感じやすい工具です。
自分はこれまで、AC100Vの木工用丸ノコ(165mm)を使っていましたが、
ウッドデッキの施工や、設置後の微調整などを行う中で、
電源の取れない場所で使えない不便さを感じるようになりました。
すでにマキタの18Vバッテリーを持っていたため、
充電式丸ノコへの買い替えを前提に、仕様や型番の違いを調べてみたのがこの記事のきっかけです。
この記事では、
・18V丸ノコを選ぶときの基本的な考え方
・防じんマルノコと通常モデルの違い
・KS511D/KS513D/KS514D/KS515D/KS516D の違い
を整理し、家庭DIY目線で後悔しにくい選び方をまとめています。
18V充電式丸ノコの選び方
何を切りたいのかを最初に考える
丸ノコ選びで最初に確認すべきなのは、
最大切込み深さが切りたい木材に合っているかどうかです。
家庭DIYでよく使われる木材は、次のようなものが中心になります。
・1×4材:厚さ19mm
・2×4材:厚さ38mm
・合板、集成材
この範囲であれば、
最大切込み深さが47mm以上ある18V丸ノコで十分対応できます。
なお、90mm角材のような厚い材料を一発で切ることは、
このクラスの丸ノコでは現実的ではありません。
その場合は、回転させて切るか、別の工具を使う判断になります。
重さは作業のしやすさに直結する
丸ノコは基本的に片手で扱う工具です。
本体が重すぎると、疲れやすく、切断精度も安定しません。
18V丸ノコでは、
2.7〜3.0kg前後(バッテリー込み)が、
家庭DIYで扱いやすい重さの目安になります。
家庭DIYでは防じん機能を前提に考える
18V丸ノコには、
・防じん機能のない一般的な丸ノコ
・防じん仕様の丸ノコ
の2系統があります。
屋外作業が中心であれば、どちらでも問題ありません。
しかし家庭DIYでは、室内やガレージで作業する場面が多く、
木くずや粉じんの処理が想像以上に負担になります。
そのため本記事では、
家庭での使いやすさを優先し、防じん機能を備えた18V丸ノコを前提に比較しています。
APTとは何か|防じんマルノコで重要な理由
マキタの防じんマルノコには、
APT(Advanced Protection Technology)という表記があります。
APTとは、切断時に発生する粉じんや、作業中に舞う木粉・水滴が
モーター内部に侵入しにくいよう設計された防じん・防水構造を指します。
完全防水ではありませんが、内部への侵入を抑えることで、
トラブルや劣化のリスクを下げる効果があります。
家庭DIYでは、
・室内やガレージでの作業
・合板、石こうボード、サイディングなど粉が多い材料の切断
といった場面が多いため、
APTを備えた防じんマルノコの方が、結果的に長く安心して使いやすいといえます。
防じんマルノコの主要モデル一覧(18V)
| モデル | 世代 | 回転数 | 防じん | 無線連動 | 質量 |
|---|---|---|---|---|---|
| KS511D | 旧 | 5,000 | なし | なし | 2.8kg |
| KS513D | 旧 | 5,000 | なし | あり | 2.8kg |
| KS514D | 旧 | 5,000 | なし | あり | 2.8kg |
| KS515D | 現行 | 5,400 | APT | あり | 2.8kg |
| KS516D | 現行 | 5,400 | APT | あり | 2.7kg |
※ 切込み深さ(47mm)・刃径(125mm)は全モデル共通
それぞれのモデルの違い
KS511DとKS513Dの違い
KS511D は、
防じん・無線連動ともに搭載されていない、もっともシンプルなモデルです。
KS513D は、
KS511Dに 無線連動機能を追加 した位置づけになります。
集塵機と連動させたいかどうかが、この2機種の判断ポイントです。
KS513DとKS514Dの違い
この2機種は、
性能・仕様に大きな違いはありません。
切込み深さ、回転数、重量はいずれも同等で、
同世代・同クラスのモデルと考えて問題ありません。
KS514DとKS515Dの違い|世代差のポイント
ここが、現在選ぶうえで重要な分かれ目です。
KS515D は、
KS514Dの後継モデルにあたり、
・回転数が5,400min⁻¹に向上
・防じん・防水仕様(APT)を搭載
といった改良が加えられています。
これから新品で選ぶのであれば、
KS515D以降が現実的な選択になります。
KS515DとKS516Dの違い
この2機種は、現行モデル同士の比較です。
性能や機能面は同等で、
違いは 本体サイズと重量 にあります。
・KS515D:やや大きめ、2.8kg
・KS516D:わずかにコンパクト、2.7kg
取り回しの軽さを重視するなら、KS516Dの方が扱いやすい印象です。
まとめ|18V防じん丸ノコはどう選ぶべきか
家庭DIYを前提に考えると、
・切断能力はどれも十分
・違いは集塵方式と世代差
という整理になります。
現在購入するなら、
・価格重視なら KS514D
・軽さと新しさ重視なら KS516D
が、後悔しにくい選択です。
旧モデル(KS511D/KS513D/KS514D)をすでに持っている場合でも、
性能面で大きな不満が出ることは少なく、
買い替えは必要に応じて検討すれば十分だと思います。
※Amazon.co.jpでは余り販売されていないようなので、楽天で購入するようにしましょう。

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