
HiKOKIのコードレス冷温庫「UL18DB」を購入し、家と車で使ってきました。
この記事では、UL18DBの使い方と実際の使用感に加えて、検索で多い「つけっぱなしは壊れるのか」「充電できない理由」「冷えないときの見直しポイント」「リセット方法として最初にやること」をまとめます。
UL18DBは旧モデルです。これから買う人向けに、現行モデル「UL18DBA」「UL18DC」「UL18DD」「UL18DE」も最後に比較表で紹介します。
この記事で扱う範囲(UL18DBは旧モデル)
UL18DBは庫内容量25Lの2部屋タイプで、-18℃〜60℃の範囲を5℃単位で設定できます。
本体は「蓄電池・AC100V・車載(DC12/24V)」の3電源で動き、条件が合えば本体側でバッテリー充電もできます。
ただし、Bluetooth機能搭載の一部マルチボルト蓄電池は本体で充電できません。ここが「充電器いらない?」の答えをややこしくしているポイントです。
UL18DBの基本の使い方

電源ボタンを入れると使用開始
コンセントに差す、シガーソケットにつなぐ、バッテリーを装着するなど、まず電力を確保します。電源ボタンを押すと運転が始まります。
温度の変更方法
温度は左右で変更可能です。LRボタンを押すだけで温度を変えられます。
LRで温度を調節可能になっている(左側で左側、右側で右側の温度変更)ので、わかりやすいです。
仕切りを取り付けない場合は「MODE」で温度が1つだけ表示される状態にしましょう。1部屋モード以外で仕切りが入っていないと、温度調整がうまく動かないと説明書にあります。
USBの使い方

スマホなどの充電ができるようにUSB端子もついています。ここから充電できるわけですね。
充電するときはUSB充電ボタンを押してオンにし、充電が終わるとオフにする必要があります。
バッテリーだけを充電したい場合
バッテリーだけを充電したい場合は、バッテリーをセットした後、電源ボタンを入れずに、コンセントやシガーソケットに接続しましょう。
つけっぱなしは壊れる?連続運転の考え方
結論から言うと、つけっぱなし自体が即故障につながるという書き方は、取扱説明書には見当たりません。むしろ「設定温度にした後、そのまま温度を維持できる時間」の目安が載っており、一定時間の連続運転は前提の設計だと読み取れます。
実際に年末から正月にかけて一週間ほど使用していますが壊れていません。
ただし、壊しやすい操作はあります。
電源ボタンの連打は避ける

「電源ボタンをオンにしてからすぐにオフにすると壊れるかもしれないので、5分以上経ってからオフにしましょう」と説明書に書かれています。
電源を付けてすぐに消すとこの画面のまま消えなくなってしまいビビりましたが、10分ぐらい経つと無事に消えました。
「つけっぱなしが怖い」というより、短時間でオンオフを繰り返さないほうが安全です。
車載でのつけっぱなしは別のリスクがある
車のエンジンがかかっていない状態で継続しないよう注意があり、バッテリー上がりにつながると書かれています。
車で使うときは、エンジン停止中の運転時間に気をつけたほうが安心です。
充電できないときに見るポイント
ハイコーキ 冷温庫 充電できない、という検索は原因がいくつかに分かれます。最初にここから見直すと早いです。
きちんと取り付けられていない
バッテリーが充電できないときは、きちんと取り付けられていない場合があります。カッチリと最後まで押し込んで取り付けましょう。
Bluetooth機能搭載の蓄電池は本体充電できない
UL18DBは一部のBluetooth機能搭載蓄電池(例:BSL36A18B、BSL36B18B)が充電できないと明記されています。充電だけ別売充電器が必要です。
本体で動かすこと自体は可能で、充電だけが不可という扱いです。
新型は充電可能になっているので心配入りません。
高温待機と端子の異物
保護機能の説明に、蓄電池の温度が高いと充電できず、温度が下がると自動で充電を始める旨があります。
端子部に異物が入っている場合も「充電不可」になるとあります。
冷えない・温まらないときに見るポイント
ハイコーキ 冷温庫 冷えない、というときは、故障より先に設定ミスや置き方が原因になりやすいです。説明書の「故障診断」に沿って確認します。
仕切りとモード、温度設定を揃える
庫内の分割設定と温度設定に誤りがあると、よく冷えない・よく温まらない原因になると書かれています。
2部屋モードで仕切りが入っていない場合もNGです。
詰め込みすぎと吸気口の詰まりを避ける
飲食物をすき間なく入れると効率が下がる、吸気口がふさがっている・汚れているときは点検と清掃が必要、と説明書にあります。
壁にピタッと寄せる置き方はやめたほうがいいでしょう。
リセット方法としてまずやること
「リセット方法」という専用ボタンは、少なくともUL18DBの説明書では見当たりません。その代わり、異常時の動作が書かれています。
エラーランプが消えないときは電源を外して入れ直す
エラーランプは「異常が起きた場合点灯」とあり、使用中の電源を外した後に、しばらくして再度電源を入れても消えない場合は故障の可能性が示されています。
まずは電源を外し、少し置いてから入れ直すのが出発点になります。
傾きで止まったときは水平に置く
運転中に30度以上の傾きが約10秒、70度以上が約1秒続くと自動停止し、平らな場所に置くと約1分後に自動で再開するとあります。
「冷えない」と感じたら、実は停止していたというケースもあり得ます。
HiKOKI 18V コードレス冷温庫 UL18DB レビュー
まあまあ重たい
本体は蓄電池なしで15.6kg、蓄電池1個装着で16.6kgという仕様です。
中身を入れるとさらに重くなるので、車に載せるなら本体を先に置き、あとで詰めるほうが楽でした。
仕切りで左右の温度が変えられる

マキタの保冷庫と違い、中に仕切りがあります。左右で温度を変更して、冷たいものと温かいものを同時に入れたり、凍らせるものと凍らせないものを分けたりできます。
これ一つで、普通の冷蔵庫のように使用できるので、どこに行っても大丈夫な感じです。
注意点としては、左右で同じ温度にする場合は仕切りを取りましょう。仕切りは2枚入っているのですが、1枚だけ使用するとか、取り付けるべきところに取り付けないとかすると、庫内の温度が正確に測れなくなります。
また、左右で温度を変える場合は必ず仕切りを取り付けましょう。
バッテリーは2個装着できる

バッテリーは2個装着できます。

今回購入したものは「18V5.0Ah」のものです。
旧モデルのバッテリーになるため、これから購入を考えている人は新モデルのバッテリーを選びましょう。
使えるバッテリーは3種類
この冷温庫で使用できるバッテリーは、14.4Vと18V、36Vのマルチボルトの3種類になります。
詳しくはこちらにまとめたので確認してみてください。
バッテリーがなくてもコンセントだけで使用可能
この冷温庫は、コンセントだけで使用できます。
家の中で、冷蔵庫の予備としてしか使用しない場合など、コンセントがあるところだけで使用するのであればバッテリーを購入しなくても大丈夫です。

「DC IN」というところがコンセントに繋がるところです。

ここにコードをさせば、そのまま電源を入れて使用できます。
使わないときは片付けられる

充電コードを使わないときは、バッテリーを入れた上にピッタリ入るので場所を取りません。
バッテリー用の充電器は必要なし
バッテリーを別途充電するための充電器も購入する必要があるのかと思っていたのですが、保冷庫にコンセントやシガーソケットを接続するとバッテリーを充電することができます。したがって、別途バッテリー用の充電器を購入する必要はありません。
充電したまま保冷庫を使うことができるので手間もないです。
水抜き機能がついてる

マキタの保冷庫と違い、水抜きドレンが装着されています。電源コードの反対側です。
ただ、中に水や氷を溜めて起動するのは故障の原因になると取扱説明書に書かれているので、魚釣りに持っていき魚を冷えた水で生かすという使い方はやめておきましょう。
また、抗菌作用がないみたいなので「魚や食べ物を直接入れるのはやめましょう」とも書かれています。
ポータブル電源で使用可能

Jackery(ジャクリ)のポータブル電源1500(PTB152)で使用できることを確認しました。
詳しくはこちらにまとめてあるので確認してみてください。
現行モデル4機種の違い
UL18DBは旧モデルなので、今から買うなら現行ラインナップも候補になります。HiKOKI公式では「4サイズ展開」としてUL18DD/UL18DC/UL18DBA/UL18DEが案内されています。
比較表(公式情報ベース)
| 型番 | 容量 | 部屋数 | 部屋ごとの温度差の目安 | 特徴の方向性 |
|---|---|---|---|---|
| UL18DD | 10.5L | 1〜2部屋 | 最大30℃ | いちばんコンパクトで持ち運び寄り |
| UL18DC | 18L | 1〜2部屋 | 最大60℃ | 取り回しと容量のバランス |
| UL18DBA | 25L | 1〜2部屋 | 最大60℃ | 25Lで温度差も欲しい人向け |
| UL18DE | 36L | 1〜3部屋 | 最大78℃ | 3部屋で同時運用したい人向け |
選び方の目安
車移動で飲み物中心なら、18LのUL18DCがサイズと容量のバランスが取りやすいです。
食材も多く積みたいなら25LのUL18DBA、冷凍・冷蔵・保温を同時にやりたいなら3部屋のUL18DEが分かりやすい選択になります。
購入時の注意
旧モデルのUL18DBは流通が減り、出品形態もばらつきが出やすいです。購入時は出荷元と販売元が信頼できるところを選ぶのが無難です。相場よりあまりに安いものは不自然なので、勢いで決めずに一度立ち止まったほうが安全だと思います。
取扱説明書は公式の検索ページからUL18DB/UL18DBA/UL18DC/UL18DD/UL18DEそれぞれを選んでダウンロードできます。
まとめ
良かった点
- 3電源で使えるので、家でも車でも運用しやすいです。
- 2部屋で温度を分けられ、使い方が広がります。
気になった点
- 電源ボタンの連打は故障の原因になるため、5分程度あける必要があります。
- 一部Bluetooth機能搭載バッテリーは本体で充電できず、別売充電器が必要です。
- 音や振動を気にする声もあるため、静音重視の人は注意したいところです。
これから買う人は、容量と部屋数でUL18DD/UL18DC/UL18DBA/UL18DEを選ぶと決めやすいです。
2026.1.25追記:購入から4年ほど使用していますが、問題なく使用できています。遠出の買い物時や年末年始の臨時の冷蔵庫代わりなど大活躍してくれています。コンセントに繋げっぱなしでの使用もできるので、冷温庫を1つ持っておくと便利に使えます。



コメント
底面は冷たくなったり温かくなったりするのでしょうか?
底面の温度を確認したことはないですが、年末に一週間ほど冷蔵庫がわりにつけっぱなしにして使用したところ結露など発生しなかったので温度変化はほとんどないと思われます。
ただ、バッテリー部分あたりは温かくなりますね。
断熱、耐衝撃を兼ねて何かひいて使うのもありかもですね
ありですね。HiKOKIのラバーマットもあるので購入するならそちらがいいかと思います。