
「マキタ(Makita) 充電式ドライバドリル 10.8V 1.3Ah DF030DWX」を使っていたのですが、2×4材に少し長いビスを打つと最後まで締めきれない場面がありました。電動工具側の得意分野が合っていないと感じたため、18Vのインパクトドライバへ替える方向で調べました。
この記事では、すでに手元に18V 6.0Ahバッテリーがある前提で、マキタ18Vインパクトドライバ6機種を比べます。最後に、私が選んだ機種も結論として残します。
18Vインパクトへ替える前に決めたいこと
10.8Vドリルドライバで起きていたこと
使っているのは「マキタ(Makita) 充電式ドライバドリル 10.8V 1.3Ah DF030DWX」ですが、2×4材の固定で少し長いビスを使うと、最後まで締めきれないことがありました。ここが買い替えの理由です。
この症状は、工具の故障というより「必要な締め付け力」と「工具の種類」が合っていないときに起きやすい印象があります。
手持ちの18V6.0Ahバッテリーを使う前提
18V 6.0Ahバッテリーをすでに持っているなら、本体のみの型番を選ぶと出費を抑えられます。
マキタはモデルによってセット品と本体のみが分かれているので、買う形を先に決めると迷いが減ります。
選び方は強さ 取り回し 音の3点で決まる
DIY用途で迷いにくい軸は、次の3つです
まず長い木ネジに余裕がある強さかどうかです。
次に全長や質量で、手元の扱いやすさが変わります。
室内作業が多いなら、作業音をどれだけ抑えたいかも判断材料になります。
この3つの優先順位が決まると、候補は自然に絞れます。
18Vインパクトドライバ6機種を比較する
TD173Dは迷ったら最初に見る定番
TD173Dは最大締付けトルク180N・m、全長111mm、質量1.5kg(バッテリ含む)で、18Vの中でもコンパクト寄りです。
コーススレッドは22〜125mmに対応しており、木ネジ4.3×65mmの作業量目安もカタログに載っています。
総合力で選びたい人には、最初に見るべき1台といえます。
TD172Dは1世代前でも強力
TD172Dは最大締付けトルク180N・mで、全長114mmのショートボディが特徴です。
スペック表では質量1.5kg(BL1860B装着時)や、コーススレッド22〜125mmなども確認できます。
発売当時に「コンパクトで強力なTDシリーズ」として選ばれやすかった機種です。
「TD173D」が新型になります。
TD157Dは軽さ寄りで扱いやすい
TD157Dは最大締付けトルク140N・mで、全長133mm、質量1.4kg(BL1860B装着時)です。
注意点として、コーススレッド対応が22〜90mmとなっており、長尺ネジを常用する用途だと先に壁が来る可能性があります。
一方で、木ネジ4.3×65mmの作業量目安(約820本)も載っていて、一般的な木工なら不足しにくいレンジに見えます。
TD149Dはコスパ重視の定番
TD149Dは最大締め付けトルク165N・mで、コーススレッドは22〜125mmです。
本機寸法は長さ135mm×幅79mm×高さ238mmで、質量は1.5kg(18V側の表記)となっています。
作業量目安は、木ネジ4.3×65mmで約320本(BL1830B)と記載があります。
パワーと価格のバランスを重視する人に向く立ち位置です。
TS141Dは作業音を抑えたい人向け
TS141Dは最大締め付けトルク40N・mで、作業音を抑えたい用途向けの機種です。
本機寸法は長さ136mm×幅79mm×高さ240mm、質量は1.5kg(BL1840装着時)と取扱説明書にあります。
トルクが低い分、太いボルト締めなどには向きませんが、室内でのネジ締め中心なら候補に残ります。
TP141Dは4モードで穴あけも寄せられる
TP141Dは4モード機で、最大締付けトルク150N・mです。
インパクトのネジ締めだけではなく、別モードを使える点が特徴になります。用途に合うなら便利です。
使い方別のおすすめ
2×4材に長めの木ネジを打つなら
2×4で長めの木ネジを気持ちよく回したいなら、まずは180N・mクラスのTD173DかTD172Dが候補になります。どちらもコーススレッド22〜125mmの範囲をカバーしています。
TD157Dでも日常的な木ネジは回せますが、対応長さが22〜90mmなので「長尺が前提」の場合は選びにくいです。
室内作業で音を抑えたいなら
夜間や賃貸で音が気になるならTS141Dが分かりやすい選択肢です。最大トルクが40N・mのため、硬い材料や長いネジで無理をさせるとストレスになりやすい点は押さえておきたいところです。
価格を抑えて18Vへ上げたい
価格を優先しつつ、18Vインパクトとしての基本性能が欲しいならTD149Dが入りやすいです。最大165N・mで、コーススレッド22〜125mmまでカバーします。
ただし、作業量目安の表記がBL1830B基準なので、手持ちの6.0Ah運用では数字の前提が変わる点は留意したいです。
軽さを優先して腕の負担を減らしたい
軽さと取り回しを重視するならTD157Dが合いやすいです。質量1.4kg(BL1860B装着時)で、木ネジ4.3×65mmの作業量目安も約820本とされています。
一方で、長さ90mmを超える領域を常用するなら、先に挙げた2機種の方が安心感が出ます。
穴あけも1台にまとめたい
穴あけも寄せたいならTP141Dが候補になります。4モード機で、最大締付けトルク150N・mです。
ただし、ネジ締め専用機に比べて性格が違うので、ネジ締めの快適さだけを最優先するならTD系のほうが選びやすいです。
自分が選んだのはTD172DZ
選んだ理由
私は当時の候補として、TD172系のコンパクトさとトルク180N・mを優先しました。全長114mmで、トルクが180N・mというバランスが決め手になった形です。
穴あけ作業は手元のドリルドライバで足りていたので、「ネジ締めに強い1台」を増やす方向が合っていました。
色は青にした
本体色は迷いましたが、最終的にマキタカラーの青を選びました。工具は使用頻度が高いほど、気に入った見た目の方が手に取る回数が増えるように思います。
買う前に押さえておきたい注意点
本体のみの型番は末尾がDZ
マキタは本体のみがDZ、バッテリーや充電器が付くセットがDRGXなどで表記されます。TD173はTD173DZ、TD172はTD172DZが本体のみの例です。
色違い型番も混ざるので、まずは本体のみかセットかを最初に確かめると迷いが減ります。
ビットと下穴で締まりやすさが変わる
同じ工具でも、ビットの摩耗やネジ頭との相性で締まりやすさが変わります。下穴の有無でも体感が変わるので、工具だけで解決しないときは周辺も見直すと納得しやすいです。
締め過ぎはモードとトリガで防ぎやすい
上位機はモードを切り替えられるものが多く、締め過ぎを減らしやすいです。トリガの引き具合でも回転の出方が変わるので、まず弱い側から試すと安全に進められます。
まとめ
良かった点
- 2×4の長めのビスが締めきれないという悩みは、18Vインパクトに上げる方向で解決しやすいです。
- TD173DとTD172Dは180N・mクラスで、長尺ネジの用途に向きます。
- TS141Dは作業音を抑えたい人に向く性格です。
- TP141Dは4モード機なので、用途が合うなら1台で広く使えます。
気になった点
- TS141Dは最大トルク40N・mなので、強さが必要な場面では不利になります。
- TD157Dはコーススレッドが22〜90mmで、長尺中心だと物足りない可能性があります。
- TP141Dは多機能な分、ネジ締めだけを突き詰めるならTD系のほうが選びやすいです。
向いている人
- TD173D
- 迷わず定番から選びたい人。性能と取り回しを両立させたい場合にも合います。
- TD172D
- 1世代前でもいいので、180N・mとショートボディを重視したい人向けです。
- TD157D
- 軽さを優先し、90mm以下の木ネジ中心で使う人に向きます。
- TD149D
- 価格と性能のバランスで選びたい人向けです。
- TS141D
- 室内作業が多く、作業音を抑えたい人に合います。
- TP141D
- ネジ締め以外のモードも活かしたい人向けです。

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