授業中に書いたノートを、あとから見返していますか。
もし「黒板を書き写しただけで終わっている」と感じるなら、ノートの使い方を一度見直してみてもよいかもしれません。
この記事では、コピー用紙に一度書いてからノートに清書するという、一見すると非効率に見える方法について紹介します。
なぜその「二度手間」が勉強の理解につながるのか、どんな人に向いているのかを、判断材料として整理していきます。
コピー用紙を使うコスト感
ノートとコピー用紙を比べると、感覚的にはノートのほうが安く感じられます。
しかし、枚数単価で見ると印象は変わります。
B5ノート5冊で約150枚、価格は400円前後です。一方、A4コピー用紙は500枚で500円程度が目安になります。
1枚あたりに換算すると、コピー用紙のほうが安く、気兼ねなく使える点が特徴です。
A4サイズはクリアファイルに収まりやすく、あとから分類しやすいという扱いやすさもあります。
あえて「二度手間」をかける理由
コピー用紙に書いた内容を、あとからノートにまとめ直す。
この工程そのものが、自然な復習になります。
どこを残すか、どこを省くかを考えながら書き直すことで、理解が浅い部分が浮かび上がります。
ただ写しただけのノートとは違い、自分の判断が必ず入るためです。
一方で、時間がかかる、紙が増えるといった欠点もあります。
効率だけを重視する人には向かない方法だといえます。
それでも、手間をかけた分だけ内容を選び直す機会が増える点は、この方法の核心です。
数学の勉強に向いている理由
このやり方は、特に数学との相性が良い方法です。
白紙であれば、途中式や別解を自由に展開できます。
計算ミスの確認や、思いついた考えを書き足すことにも抵抗がありません。
そのうえでノートに清書する段階では、不要な計算を省き、考え方だけを残せます。
結果として、あとから見返したときに迷いにくいノートになります。
数学は、書きながら理解を深める科目です。
一度散らかしてから整える工程が、考え方の整理につながります。
テスト前に差が出るノートの特徴
授業中に書いたままのノートを、テスト前に見返しても、要点が見えにくいことがあります。
それは、そのノートが「先生の説明の記録」にとどまっているからです。
一方、清書されたノートには、自分がつまずいた箇所や注意点が反映されます。
どの公式を使うのか、どこで間違えやすいのかが、一目で分かる形になります。
テスト前に役立つのは、情報量の多さではなく、自分にとって意味のある配置です。
この方法が向いている人
授業中にすべてを理解しきれない人。
ノートを見返しても、内容が頭に入ってこない人。
そういった人にとって、「最初から完璧なノートを書く」ことは現実的ではありません。
一度きれいに書くことを目的にすると、書く過程で自然と疑問が生まれます。
「なぜこの式を使うのか」と考える、その小さな立ち止まりが理解につながります。
まとめ
コピー用紙に書いてからノートに清書する方法は、効率重視の勉強法ではありません。
しかし、考え直す時間を強制的に作れる点が、大きな利点です。
良かった点
・復習と整理が同時に進む
・数学の思考過程を残しやすい
気になった点
・時間と紙を多く使う
向いている人
・ノートを見返しても理解が進まない人
・きれいにまとめる過程で考えたい人

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