マザーボードはCPUの形に合わせて購入する必要があります。
また、マザーボードのチップセットが対応していないと形があっていたとしてもダメなので注意しましょう。
マザーボードの選び方
どこのメーカーのものを買うか決めよう
マザーボードを作っているメーカーはだいたい4社です。
- MSI(マイクロスターインターナショナル、エムエスアイ)
- ASUS(エイスース)
- ASRock(アスロック)
- GIGABYTE(ギガバイト)
どこを選択しても問題ありません。
自分はASUSが好きなので、ASUSのマザーボードを選択しています。
モニターや光学ドライブなど他のパーツを同じメーカーで揃えると、不具合が起きにくいような気がします。
どの世代のCPUを使うのかを確認しよう。
例えば、「Intel CPU Core i5-8400」を選択するとします。数字が8000代のものなので、第8世代ということがわかります。また、パッケージの左上に書かれている「8th」でも確認可能です。
CPUに対応するマザーボードのチップセットを調べよう
「Intel CPU Core i5-8400」に対応するマザーボードを選びます。
商品説明の中には親切なものがあり、対応するチップセットが書かれていることがあります。
Intelの8世代、9世代に対応するチップセットは300シリーズなので、数字が300代のマザーボードを選べばいいことがわかります。
ここでは、「ASUS Intel H370 搭載 マザーボード LGA1151対応 TUF H370-PRO GAMING 【ATX】」を選択するとします。
マザーボードが対応しているか再確認しよう
マザーボードの商品説明の中にある【CPU】と書かれている項目を見てみると、「LGA1151 socket for 8th Gen Intel Core Processor」と書かれているのが確認できると思います。英語が読めなくても「8th」とあるので、第8世代のCPUに対応していることがわかります。
したがって、このマザーボードは「Intel CPU Core i5-8400」を付けても大丈夫なことがわかります。
300シリーズであれば対応しているので、他の数字のものでも大丈夫です。
数字の前の「Z」や「H」って何が違うの?
今回例えで使用した「ASUS Intel H370 搭載 マザーボード LGA1151対応 TUF H370-PRO GAMING 【ATX】」には「H370」と書かれています。
これは、「H370」チップセットを使っているということです。
Z,H,Bについての違いを簡単にまとめるとこんな感じです。
- 「Z」:オーバークロックができるモデル、拡張性が高い
- 「H」:オーバークロックができない通常モデル、普通
- 「B」:ビジネスモデルで、安いのですが機能がちょっと足りてないところがある
詳しく知りたいときは、「H370」でGoogle検索するといっぱい出てくるので調べてみてください。
9000シリーズはZ390にしとこう
第9世代のCPUを選択する場合は、Z390チップセットを選択するようにしましょう。
これは、370チップセットが出たときに第9世代のCPUは存在していなかったので、動くかどうか心配だからです。
しかし、第9世代のCPUも300シリーズのチップセットに対応しており、BIOSアップデートで対応できるようです。
対応チップセットまとめ
世代:対応ソケット:対応チップセット
- 第10世代:LGA1200:400シリーズ
- 第9世代:LGA1511:300シリーズ
- 第8世代:LGA1511:300シリーズ
- 第7世代:LGA1511:200シリーズ
- 第6世代:LGA1511:100シリーズ
対応ソケットは同じですが、対応するチップセットが違うので注意しましょう。
チップセットには、USBのように互換性がありません。
300シリーズに対応しているものには300シリーズに対応しているものしかつけることができません。
したがって、300シリーズに対応しているものに第7世代のCPUを付けても動かないので気をつけましょう。
対応するチップセットを簡単に調べる方法
使用したいCPUに対応しているマザーボードを簡単に調べたいのであれば、こちらのサイトがオススメです。
使用したいCPUを、ソケットの型から検索して「リスト」を押すと、対応するチップセットが出てくるのでこちらを参考にするといいでしょう。
あとがき
CPUのソケットが合っていても対応するチップセットが違うと動かないので注意が必要です。
安定なのは、そのCPUを使ってパソコンを自作している人のサイトを参考にすることですね。
また、Ryzenを使用する場合はAMD用のものを選択する必要があるので注意しましょう。
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