スローライフに憧れる人に。おすすめの6冊。 | ねんごたれログ
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スローライフに憧れる人に。おすすめの6冊。

Stanly8853によるPixabayからの画像

こんにちは、ねんごたれです。

「スローライフ」――とてもいい響きですよね。

人付き合いが苦手な方なら、一度は「山奥に引きこもって暮らしたい」と思ったことがあるのではないでしょうか。私もよく、どこか静かな場所でひっそりと暮らす妄想をしています。

その思いから、スローライフについての本をいくつか読んでみました。読む時間はとても楽しく、実際にできるかどうかはさておき、「もしかすると自分にもできるかもしれない」という感覚が芽生えます。

今回は、その中でも特に印象に残った本を6冊ご紹介いたします。

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スローライフの本6選。

僕はなぜ小屋で暮らすようになったか

著者が小屋暮らしに至るまでの生い立ちや思考が丁寧に描かれています。読んだとき、軽いショックを受けました。「自分はなんて軽い気持ちでスローライフに憧れていたのか」と。

この本からは、「自由とは何か」「生きるとはどういうことか」という深い問いが突きつけられます。土地を買っても、それが周囲に認識されていなければ、無断で人が出入りし、物を持っていかれてしまう。立札などあっても無力なのだと、現実の厳しさを教えられました。

そして何より驚くのは、著者が現在もなお本気で小屋暮らしを続けているということ。生き方そのものが、ひとつの哲学になっています。

20代で隠居

こちらは、前述の本よりも軽やかで実践的な内容です。隠居生活で何を食べ、何を買い、どう暮らしているかが具体的に書かれていて、初心者にも親しみやすい一冊です。

食べられる野草の知識や、「道端の草ならタダ」といった価値観にも共感しました。登場するホームレスの方が著者よりも良いものを食べていたというエピソードには思わず笑ってしまいましたが、同時に「お金がなくても生きていける」という希望も見えてきます。

ぼくはお金を使わずに生きることにした

イギリスの話ではありますが、スケールの大きさと徹底ぶりに心を打たれました。タイトルの通り、著者は一年間「お金を一切使わない生活」を実行します。そのために銀行口座を解約し、電気は自給、食料も他人からもらわずに自ら調達。石鹸やトイレ、紙に至るまで自作します。

ネズミや天候、季節による影響を真正面から受けながら、どのように乗り越えていくか。読んでいてとても刺激的で、「本気で生きる」とはどういうことかを考えさせられました。

僕は漁師になった

スローライフといえば山の暮らしを思い浮かべる方も多いと思いますが、この本では狩猟について具体的に描かれています。猟の手順、罠の仕組み、獲物の解体方法まで詳しく紹介されており、「本気で山にこもって暮らす」ことを考えている人にはとても参考になる内容です。

「自分で食べる肉は、自分で調達する」という著者の姿勢には強く共感しました。商売のために狩るのではなく、生きるために狩る。そこに込められた覚悟と倫理観が心に残ります。

半農半Xという生き方

今までご紹介した本よりも、生活のハードルがぐっと下がります。そのぶん、実際に取り入れやすく感じました。

著者は「自給的な農的暮らし(半農)」と、「自分の好きなことや使命(X)」の両立を提唱しています。つまり、「食べるものは自分でまかない、好きなことで社会とつながる」という生き方です。

スローライフに憧れる人が最終的にたどり着く、一つの理想形のようにも思えました。

「山奥ニート」やってます。

最後は少し肩の力を抜いて読める本です。

タイトルの通り、著者は山奥で「ニート生活」を送っています。他の本に比べて、ぐっと緩やかで現実的な空気があります。読んでいて、あまり肩肘張らずに生きていく選択肢もあるんだなと感じられます。

とくに印象的だったのは「生きるのにお金がかかる理由は、主に家賃である」という指摘です。逆に言えば、住む場所さえ確保できれば、そこまでお金がなくても暮らせる可能性があるということですね。

あとがき

今回ご紹介した本に共通しているのは、「自分がどう生きたいか」が明確だということです。最初は漠然とした思いから始まり、やがて確かな価値観へと形を変えていく――そのプロセスに、深く心を動かされました。

私はというと、まだ悩んでばかりで、どうにも優柔不断。でも、どこかに「やればできるんじゃないか」という予感もあります。あとは、人目を気にせず行動できるかどうか。それが鍵になる気がします。

結局、「やってみないとわからない」。それが真理かもしれません。

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