Windowsを起動するたびに毎回パスワードを入力するのが面倒で、自動でログインできないか調べた経験がある人も多いと思います。 Windows 10と11では、「netplwiz」というコマンドを使って自動ログインの設定ができますが、最近のバージョンではチェックボックスが表示されないケースがあります。
この記事では、チェックボックスが出ない場合の対処法も含めて手順をまとめます。
設定前に必ず確認してください
この設定を行うと、パスワードなしでデスクトップにアクセスできるようになります。
職場・ネットカフェ・家族共有のPCなど、自分以外が触れる可能性がある環境では設定しないでください。あくまで、自宅の私用PCでのみ使う設定です。
自動ログイン設定:netplwizの基本手順
Windows 10でも11でも、基本的な操作は同じです。
検索ボックスで「netplwiz」と打ち込もう
タスクバーの検索ボックス(Windowsマークの横の検索)に「netplwiz」と入力します。
一番上に表示された「人のマーク」付きのコマンドをクリックして実行してください。

チェックボックスのチェックを外そう
「ユーザーアカウント」の画面が開いたら、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」という項目のチェックを外します。
その後、「OK」をクリックします。

ユーザー名とパスワードを入力して完了
自動ログインに使うパスワードの入力画面が出ます。 Microsoftアカウントでサインインしている場合は、Microsoftアカウントのパスワードを入力してください。 入力して「OK」→「適用」で設定完了です。PCを再起動して確認してみましょう。

チェックボックスが画面に表示されない場合は、次の手順で対処できます。
チェックボックスが表示されない場合の対処法

Windows 10のバージョン2004以降やWindows 11では、セキュリティ設定の影響でチェックボックスが表示されないことがあります。
レジストリを変更しなくても、設定アプリのスイッチをオフにすることで対処できます。
「Windows Hello サインイン」をオフにする
- 「スタート」から「設定」を開きます。
- 「アカウント」→「サインイン オプション」を選択します。
- 「Microsoft アカウントに Windows Hello サインインのみを許可する」のスイッチをオフにします。
Windows 10の場合は「Microsoft アカウントに Windows Hello サインインを要求する」という表記になっていることがあります。

Windows11の場合は、「追加の設定」のところに分かれています。

netplwizをもう一度開き直す
スイッチをオフにしたあと、netplwizを再度実行してください。
チェックボックスが表示されるようになっているので、前述の手順通りに設定を進めてください。

うまくいかない時のチェックリスト
設定後も自動ログインできない場合は、以下を確認してみてください。
- パスワードの入力ミス: netplwizで入力したパスワードが違うと、起動時にパスワードを求められます。Microsoftアカウントを使っている場合は、現在のパスワードを正確に入力してください。
- ユーザーの選択ミス: 複数のユーザーがある場合、選択しているユーザーが合っているか確認しましょう。
- スイッチ自体が表示されない: 「サインイン オプション」にスイッチが出ない場合は、PINや指紋認証が未設定の可能性があります。一度設定してから試してみてください。
あとがき
以前はレジストリを書き換えないとチェックボックスが出せなかった時期もありましたが、今は設定アプリのスイッチ一つで対処できるようになりました。 もっと早く知りたかったです。
これで、自作PCを組み直したときやクリーンインストールした後でも、すぐに自動ログインの設定ができるようになりました。 パスワードありとなし、それぞれの使いどころをよく考えた上で設定してみてください。


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