【原付き】マフラーに草が詰まってる。取り外し、掃除やり方まとめ。ホンダDio(AF68)。 | ねんごたれログ
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【原付き】マフラーに草が詰まってる。取り外し、掃除やり方まとめ。ホンダDio(AF68)。

久しぶりに原付きで出かけようとするとエンジンがかからないので、「おや?」と思いマフラーを見てみると草が詰まっていました。どうやら、何か生き物が巣を作っているようでした。

ピンセットで草を取り除いただけではダメなので、マフラーを取り外して掃除してみます。

原付きは、ホンダのDio(JBH-AF68)です。

作業は、できれば2人でするのをおすすめします。

マフラーを持って支える人と、ボルトを外したり取り付けたり、ホースで水を入れたりパイプユニッシュを入れたりする人で分担するとだいぶ楽だと思います。

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準備するもの

Y型レンチ

三股のY字レンチを準備しておきましょう。普通のレンチでは届かず回せなかったです。

サイズは以下の2種類が必要でした。

  • エンジン側:10mm
  • マフラー側:12mm

パイプユニッシュ

詰まりを掃除するためにパイプユニッシュがいいみたいでした。

自分は2個全部使用しました。

潤滑油

ボルトを外すときは、ボルトをへし折らないように潤滑油をかけておく必要があるようなので、準備しておきましょう。

養生テープ

マフラーを取り外したあとに蓋をしておくように養生テープを準備しておきましょう。

ガスケット・液状ガスケット

マフラーを外すとガスケットが使えなくなるみたいなので、交換するために新しく購入しておきましょう。

ホンダのDio(AF68)だと「XH-17」が合うみたいだったのでそちらを購入しました。

適合サイズについては、以下のリンク先にある適合車種の「適合表はこちら」からPDFで確認できます。ショートカットキーCtrl+FでPDF内の語句検索ができるので、自分の原付きの型番を探すときはショートカットキーを入力しましょう。

キタコ:エキゾーストマフラーガスケット

原付きのマフラーの取り外し方

原付きの中のボルトを外そう

原付きのちょうど真ん中ぐらいにあるマフラーとエンジンとがつながっているボルトを外しましょう。

サイズは、10mmのボルトで、2個ありました。

マフラーを固定している部分を外そう

マフラーを車体に固定しているボルトを外しましょう。

サイズは、12mmのボルトで、2個あります。

マフラーを落とさないようにしっかりと手で支えて外しましょう。けっこう重たいです。

外すとこんな感じ

外すとこんな感じです。けっこう重たいです。

マフラーの掃除の仕方

水を入れてみる

草がいっぱい入っているので、まず水を入れて流れるか確認してみました。

草は出てきましたが、スムーズに水が出てこないので、パイプユニッシュを使って掃除します。

パイプユニッシュを使って放置

パイプユニッシュをエンジンとつながっていた方の穴から入れて半時間ぐらい放置します。

反対側の穴は養生テープなどで塞いでおきましょう。

1回目のパイプユニッシュは、1個の半分ぐらいしか入りませんでした。

中を洗おう

時間が経過したら、中のパイプユニッシュを流しだします。エンジンとつながっている方から水を入れて見ましょう。詰まっていると水が入らなかったり、出てこなかったりするので、入れた方から出したり、排気側から水を入れてみたりして、どうにか流し出します。

けっこう汚い水やカーボンの破片が出てきます。

自分の場合は、どうやら虫の蛹が詰まっていたようで、4匹ぐらい流れ出てきてビックリしました。

1回では、水がスムーズに出て来ず、マフラーを振ってみるとポチャポチャ音がするので、もう何回かパイプユニッシュをする必要があるみたいです。

何度か繰り返そう

マフラーに水を入れたときに、スムーズに水が流れるようになるまで、何度か繰り返します。

  • パイプユニッシュを入れる
  • 30分ぐらい放置
  • 水を流してみる(泡が出なくなるまで根気よく)
  • スムーズに水が流れないのであれば繰り返し

水を出したあと、マフラーを振ってみてポチャポチャしているようであれば、まだ詰まっているので何度か繰り返しましょう。

詰まりがなくなるとホースに水を入れたのと同じぐらいのスピードで水が出るようになります。また、左右に何度か傾けて水が出なくなるまで出してしまうと、ポチャポチャ音がならなくなります。

ガスケットを交換しよう

軽く乾いたら、マフラーを取り付ける前にガスケットを交換しておきましょう。

調べたところ本体側に取り付けるのが普通みたいですが、使用している原付きではマフラー側に固定していたのでそれに合わせておきます。

古いガスケットを取り外し、きれいにした後、新しいガスケットに液状ガスケットをつけて取り付けます。

取り付けるとこんな感じです。

隙間は空いていていいみたいですね。熱膨張したときの余裕を持っているようです。

組み立てよう

※写真は、後日ガスケットを交換したときのもの

水を出し切ってしまえば、組み立てて大丈夫みたいだったので組み立てましょう。

ガスケットがズレないように取り付けるのは難しいので、組み立てるときは車体を倒してから組み立てるようにした方がいいです。

また、車体に傷がつかないようにダンボールなどを敷いておくといいと思います。

走って乾かそう

組み上がったら、マフラーの中身が乾くまで、走ってきましょう。

中身が乾くまで待った方がいいという人と、そのまま走ったらいいという人がいます。どちらがいいのかわかりませんが、自分は走ってきました。

参考記事・動画

参考にした記事や動画はこちらです。

あとがき

前に乗ってから1ヶ月経ってないぐらいなのに、虫が巣を作って蛹になってとすごい速さです。10年ぐらい原付きに乗ってますが初めてのことでビックリ仰天でした。

どうしたらいいのか迷ったのですが、田舎だと近所にバイク屋さんがないので、自分で解決する必要があります。なんとか調べて解決できたので良かったです。作業時間は4時間ぐらいでした。

乾かすために走ってきましたが、走った感じは以前と違いはわからなかったです。ただ、白煙が出なくなったので、いい感じだと思います。

パイプユニッシュでも直らないときは、バイク屋に持っていくか、マフラーを交換するしかないですね。2つほど載せておきます。

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