
屋根の上まで伸びた枝を切りたいとき、脚立で無理に近づくのは危険です。足元が柔らかい場所だと脚立が安定しにくく、切った枝や毛虫が頭上から落ちてくる心配もあります。
この記事では、できるだけ離れた場所から高い枝を落とすために使っている道具を2つ紹介し、用途の分け方までまとめます。高い枝を切る道具選びで迷っている方の判断材料になれば嬉しいです。
高い枝を切るなら、まずは「離れて切れる道具」を選ぶ
屋根の上の枝を切るときに困るのは、近づくほど危険が増えることです。脚立を置きにくい地面もありますし、切った枝や毛虫が落ちてくるのも避けたいところです。
そのため、基本方針は「できるだけ離れた位置から切る」です。用途としては、次の2種類があると考えると選びやすくなります。
細めの枝や実取りもしたい場合は高枝切鋏
太めの枝を落としたい場合は枝切り用の道具
以降は、この2つを実際の使用感ベースで紹介します。
高枝切鋏|軽さと扱いやすさを重視するなら

現在使用しているものは「アルス 超軽量伸縮式高枝鋏ライトチョキズーム 150Z-3.0-5D」です。

- 全長:1750-3000mm
- 刃長:48mm
- 重量:810g
軽くて長さも出せるため、柿を取ったり、梅の枝を切ったりする用途にちょうどいいです。切ったものをつかんだまま降ろせる点も便利に感じます。
一方で、太い枝になると切れません。屋根の上に伸びてしまった枝の中でも、硬さや太さがあるものは別の道具が必要になります。
2026.1.15追記:2019.5月から6年半ぐらい使用していますが、今でも問題なく使用してます。
枝切り用|太めの枝を落としたいなら「枝打ち一発」

手動で太めの枝を落とす用途では「ニシガキ工業 枝打ち一発」が使いやすいです。
- 全長:1530~4000mm / 刃長:390mm
- 重量:1830g
枝を切るときに下側の樹皮を切れる点と、刃の角度を変えられる点が便利です。保管時は折りたたんでコンパクトにでき、使用時はかなりの長さまで伸ばせるため、取り回しの幅があります。
2026.1.15追記:2022.6月から3年半ぐらい使用していますが、特に手入れをしなくても切れ味抜群のままですね。
参考動画
使い分けの考え方|1本で済ませるより「役割」で分ける
どちらか1本で済ませたい気持ちはありますが、用途が違うため、役割で分けたほうが結果的に安全です。
高枝切鋏が向く場面
軽さを優先したい
実取りや細めの枝を切りたい
切った枝をつかんで下ろしたい
枝打ち一発が向く場面
太めの枝を落としたい
刃の角度を変えながら切りたい
屋根より上に伸びた枝を離れて切りたい
太さの基準は樹種や状態で変わるため、迷う場合は製品の仕様やレビュー動画で切断例を確認すると判断しやすくなります。
安全に作業するために意識しているこ
脚立で無理に高さを稼ぐより、離れて切れる道具を使うほうがリスクを下げやすいです。特に屋根まわりは、落下と落下物の2つが同時に起きやすいと感じます。
枝が頭上から落ちる前提で立ち位置を決める
作業範囲の下に人が入らない状況で行う
地面が柔らかい場所では脚立の使用を避ける
このあたりを押さえておくと、作業の怖さがかなり減ります。
まとめ
良かった点
- 離れた位置から切れるため、脚立に頼る場面を減らせます
- 高枝切鋏は軽く、実取りや細めの枝に使いやすいです
- 枝打ち一発は長さが出せて、刃の角度調整もできました
気になった点
- 高枝切鋏は太い枝には向きません
- 枝打ち一発は重量があるため、長時間だと腕が疲れやすい印象です
向いている人
- 屋根の上の枝を、できるだけ離れて落としたい人
- 細めの枝や実取りもしたい人は高枝切鋏
- 太めの枝を落としたい人は枝打ち一発
手動より電動も考えましたが、充電や保管、使用前後の手入れなどの手間を増やしたくなかったため、手動を選んでいます。切れ味が落ちてきたら替刃も選択肢ですが、値段がするので、手動でも定期的にメンテナンスしておくほうが安心です。

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